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インバウンドマーケティングの意味と手法13選!成果につながる始め方・KPI設定を解説

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インバウンド施策で獲得したリードの売上貢献度を正確に可視化する「アドエビス」とは?

「インバウンドマーケティングに取り組みたいものの、何から始めればよいかわからない」「営業や広告に頼った集客から抜け出したい」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

インバウンドマーケティングは、顧客が必要な情報を自ら見つけられる導線を整え、継続的な情報提供を通じて信頼関係を築き、購買へつなげる考え方です。検索やSNS、ウェビナー、資料など施策は多岐にわたりますが、単発で実行するだけでは十分な成果につながりません。

本記事では、インバウンドマーケティングの意味や重要性、メリット・注意点を整理したうえで、代表的な手法13選、導入手順、KPI、失敗を避けるポイントまで解説します。

自社に合う施策を選び、リード獲得から商談・受注まで一貫して改善したい方は、ぜひ参考にしてください。

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1. インバウンドマーケティングとは

インバウンドマーケティングは、企業から一方的に売り込むのではなく、顧客が情報を探す過程で自社を見つけ、関係を深められる状態をつくる取り組みです。

まずは混同しやすい言葉との違いを整理します。

1-1. インバウンドマーケティングの定義

インバウンドマーケティングとは、顧客が自ら情報を探しに来る導線をつくり、検討段階に合った情報を提供しながら購買につなげる手法です。先に役立つ情報を届けるからこそ、押し売り感を抑えながら信頼関係を築けます。

具体的には、検索で見つかる記事、SNS投稿、資料、ウェビナー、導入事例などを用意し、認知・比較・選定から、購入後の活用支援まで継続的に接点を設計します。

単にアクセスを増やすのではなく、獲得した見込み顧客を育成し、商談・受注へつなげるところまで含めて考えることが重要です。

1-2. 訪日インバウンド(観光分野)との違い

「インバウンド」は、訪日外国人旅行や観光需要を指す言葉としても使われます。ただし、訪日インバウンドは観光客を呼び込む取り組み、インバウンドマーケティングは顧客主導の購買行動に合わせたマーケティング手法であり、対象も目的も異なります。

検索結果では両者の情報が混在しやすいものの、本記事が扱うのはBtoBを中心としたマーケティング手法です。観光市場の動向や訪日客向け施策ではなく、事業会社が見込み顧客との接点をつくる方法に焦点を当てます。

念のため、同じ検索語でも「旅行需要」か「企業のマーケティング活動」かを先に切り分けると、必要な情報へたどり着きやすくなります。

1-3. アウトバウンドマーケティングとの違い

アウトバウンドマーケティングは、テレアポ、飛び込み営業、DMなど、企業側から顧客へ働きかける手法です。一方、インバウンドマーケティングは顧客の情報収集を起点に接点をつくるため、検討のタイミングに寄り添いやすいという違いがあります。

比較項目 インバウンドマーケティング アウトバウンドマーケティング
接点の起点 顧客が情報を探す 企業から働きかける
主な施策 SEO、SNS、資料、ウェビナー テレアポ、訪問営業、DM
得意な場面 中長期の信頼構築 短期の認知・接点獲得

どちらか一方を選ぶ必要はありません。記事を読んだ人へインサイドセールスが連絡するなど、顧客の状況に応じて組み合わせることで、接点の量と質を両立できます。

⇒ BtoBマーケティングとは?戦略策定から具体的な手法まで解説

1-4. コンテンツマーケティングとの違い

コンテンツマーケティングは、記事や動画、資料などを通じて顧客に価値ある情報を届ける施策です。コンテンツマーケティングはインバウンドマーケティングを実現する手段の一つであり、両者は同義ではありません。

インバウンドマーケティングとアウトバウンドマーケティング

インバウンドマーケティングは、コンテンツによる集客だけでなく、リード獲得、育成、選別、営業連携、効果測定までを含む上位の考え方です。記事を公開して終わりにせず、次に読む情報や問い合わせ後のフォローまで設計する必要があります。

2. インバウンドマーケティングが重要視される理由

インバウンドマーケティングが注目される背景には、顧客が営業へ相談する前に自ら情報を集め、候補を絞り込むようになった変化があります。主な理由は以下の3つです。

2-1. 顧客の購買行動の変化

これまでは、企業が営業活動を通じて顧客へ情報を届けるのが一般的でした。しかし現在のBtoBの買い手は、営業と話す前から検索、資料、ウェビナー、導入事例などを使い、自ら課題や候補企業を調べています。株式会社IDEATECHの調査では、購買関与者の70.4%が営業との初接触時点で課題の明確化を完了、またはおおむね進めていた、ということがわかっています。

参照:「BtoB大型購買の実態調査」株式会社IDEATECH

営業接触前に検討が進むほど、情報収集の段階で候補に入ることが重要になります。そのため、顧客が疑問を持った時点で見つけてもらえる記事や資料を用意し、次の判断に必要な情報を先回りして届けることが必要です。

2-2. アウトバウンドだけでは届きにくい顧客が増えている

これまでは、電話や訪問によって企業側から接点をつくるアウトバウンド施策が中心でした。しかし、顧客が事前に情報収集を進める現在では、営業が接触する頃には候補企業が絞り込まれていることも珍しくありません。同調査では、候補企業を選ぶ情報源として「ベンダー主催のウェビナー・セミナー」が42.3%、「ホワイトペーパー・資料」が41.0%と上位でした。

参照:「BtoB大型購買の実態調査」株式会社IDEATECH

営業から接触する前に有益な情報を届けられなければ、比較候補に入れない可能性があります。アウトバウンド施策をやめるのではなく、顧客自身が調べる導線を整え、反応があった相手へ営業が働きかける形に変えることが大切です。

2-3. 企業活動のデジタル化の加速

近年はデジタルシフトが加速し、顧客の購買行動が変化 顧客自らがオンライン上で情報収集するのが当たり前の時代に

近年、企業の情報収集、商談、契約はオンラインで完結しやすくなりました。

2026年版中小企業白書によると、デジタル化の取組段階について「段階2」(アナログな状況からデジタルツールの利用へ移行している状態)と回答した中小企業が全体の約6割を占める一方、紙や口頭中心でデジタル化が図られていない「段階1」の企業も15.4%と一定数存在しています。

デジタル化の取組段階
画像引用・参照:「2026年版中小企業白書」中小企業庁

業務効率化やビジネスモデルの変革まで進んだ「段階3」「段階4」の企業は合わせて27.3%にとどまっており、本格的な事業変革まで進んでいる企業はまだ限られる状況です。

デジタルの入口が広がった今こそ、ツール導入だけでなく顧客接点とデータ活用を一体で設計する必要があります。Web上の接点を増やし、どの行動が商談や売上につながったかを確認できる基盤まで整えましょう。

3. インバウンドマーケティングのメリット

インバウンドマーケティングは、顧客に選ばれるための情報を積み上げながら、営業活動の効率化にもつなげられます。代表的なメリットは以下の4つです。

3-1. 顧客からの信頼を獲得しやすい

顧客の疑問や課題に答える情報を先に提供すると、単なる売り手ではなく、検討を支える相談先として認識されやすくなります。判断に役立つ情報を継続して届ける姿勢そのものが、信頼を生む接点になるのです。

また、導入条件や失敗例も伝えることで、過度な売り込みという印象を避けられます。読者の検討段階に合わせ、基礎知識、比較情報、導入事例、運用方法などの情報を用意しましょう。

3-2. 費用対効果を高めやすい

広告は配信を止めると流入も止まりやすい一方、検索で見つかる記事や資料は公開後も接点を生み出します。広告だけに依存せず継続流入を生む仕組みを持つことで、中長期の獲得コストを抑えやすくなるでしょう。

ただし、制作費や運用工数を含めた評価が必要です。アクセスやCVだけでなく、商談化率、受注率、売上まで追い、成果に貢献するテーマへ制作リソースを集中させましょう。

3-3. コンテンツが資産として蓄積される

記事、動画、ホワイトペーパー、導入事例は、公開後も顧客の情報収集を支える資産として残ります。顧客の疑問に沿ってコンテンツを体系化すると、蓄積するほど検討プロセスを広くカバーできるようになるのです。

ただし、古い情報を放置すると信頼を損なうため、更新も必要です。検索順位や閲覧数だけでなく、内部リンクの遷移、資料請求、商談への貢献を確認し、優先順位を付けて改善しましょう。

3-4. 営業活動の効率化につながる

顧客が記事や資料で基礎情報を理解してから問い合わせれば、営業は個別の課題や導入条件に時間を使いやすくなるでしょう。検討が進んだリードを見極められるため、説明コストを抑えながら商談の質を高められます。

また、料金ページの閲覧や事例ダウンロードなどを営業へ共有することで、連絡の優先順位も付けやすくなります。マーケティングと営業で「どの行動を商談のサインとするか」を合意しておきましょう。

4. インバウンドマーケティングのデメリット・注意点

インバウンドマーケティングは中長期で効果を生む一方、準備や継続運用が欠かせません。始める前に以下の注意点を把握しておきましょう。

4-1. 成果が出るまでに時間がかかる

SEOやオウンドメディアは、コンテンツを公開してから検索評価や指名検索の増加につながるまで時間がかかりがちです。広告は比較的短期間で反応を確認しやすい一方、SEOやオウンドメディアは、検索結果への反映や成果につながるまで数週間から数か月以上かかる場合があります。

成果が出るまでに必要な期間はサイトの状況や競合性、施策内容によって異なるため、一律に期間を決めず、中長期で検証しましょう。

短期の商談数だけで評価すると、成果が表れる前に止めてしまうおそれがあります。短期施策で接点を確保しながら、セッション数、CVR、リード獲得数などの先行指標を追い、中長期施策として育てましょう。

4-2. コンテンツ制作に専門知識が必要になる

成果につながる情報を作るには、顧客理解、SEO、編集、デザイン、広告運用、MAなど複数の知識が求められます。量を増やすだけではなく、顧客の検討課題と次の行動を設計できる体制が必要です。

すべてを内製する必要はありません。戦略や顧客情報は社内が担い、調査・制作や広告運用を外部へ依頼するなど、自社に残す知見と外部へ任せる業務を分けると運用しやすくなります。

4-3. 全社的な協力体制が求められる

マーケティング部門だけでは、顧客が商談で抱える疑問や失注理由を十分に把握できません。営業やカスタマーサクセスの現場情報をコンテンツと施策改善へ戻すことで、顧客に近い情報発信ができます。

一方、問い合わせ後の対応履歴が共有されなければ、成果も正しく評価できません。定例会議、共通の顧客管理基盤、MQL・SQLの定義などを整え、部門間で情報が循環する仕組みを作りましょう。

5. インバウンドマーケティングが向いている企業

インバウンドマーケティングは、顧客が自ら情報を探し、複数の接点を経て検討を進める商材と相性のよい手法です。特に次の特徴がある企業では、継続的な情報発信が営業活動を支える資産になります。

5-1. 検討期間が長い

法人向けサービスや高額商材など、意思決定までに時間がかかる商材では、顧客が比較検討中に何度も情報を確認します。検討期間が長いほど、必要な情報を継続的に届ける仕組みが重要です。

記事、事例、資料、メールなど複数の接点を用意すれば、営業が毎回ゼロから説明しなくても、顧客自身が理解を深められます。

5-2. 商材についての説明が必要

機能や導入効果を一言で伝えにくい商材は、広告だけで購入を促すことが困難です。顧客の課題、選び方、導入手順、活用例まで段階的に説明する必要があります。

そのため、複雑な商材ほど、顧客の疑問に先回りするコンテンツが営業の説明を補完するバリューが高くなります。専門知識を記事や資料に整理することで、初回商談前から理解度を高められるでしょう。

5-3. 継続利用・追加契約が見込める

定期購入や更新、追加契約が見込める商材では、受注後も情報提供を続けることで関係を維持しやすくなります。新規顧客の獲得だけでなく、既存顧客への活用支援や関連サービスの案内にもコンテンツを活用可能です。

一度獲得した接点を継続的な関係へ育てられる企業ほど、コンテンツの価値を長期間活かせるでしょう。

5-4. 顧客課題をコンテンツ化できる

営業やサポートへ繰り返し寄せられる質問は、顧客が検索している可能性の高いテーマです。質問への回答、失敗例、比較ポイントなどを記事や資料にすれば、同じ課題を持つ新たな顧客との接点になります。

現場に蓄積された顧客の声をコンテンツへ変換できることが、継続運用の基礎です。マーケティング部門だけで企画せず、営業・サポートから定期的に情報を集めましょう。

6. インバウンドマーケティングの代表的な手法13選

インバウンドマーケティングの施策は、顧客との関係で果たす役割によって整理すると選びやすくなります。ここでは「見つけてもらう」「流入を増やす」「リードを獲得する」「検討を進める」の4段階に分けて紹介します。

なお、広告は企業側から配信する点ではアウトバウンド的な性質もあります。一方、顧客の課題や関心に沿った有益なコンテンツを、適切な対象へ届ける手段として活用する場合は、インバウンドマーケティングの集客を補完する施策として位置付けられます。

すべてを同時に始めるのではなく、現在の顧客接点で不足している役割から優先しましょう。

6-1. 見つけてもらう

顧客が課題を調べたり情報収集したりする段階で、自社の存在や知見を認識してもらう施策です。継続的な発信によって、検索やSNS上の接点を育てます。

6-1-1. SEO

SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)は、顧客が検索する疑問や課題に答えるページを作り、自然検索から継続的な流入を得る施策です。検索ニーズに沿う情報を積み上げることで、広告費に依存しない接点を育てられます。

成果には時間がかかり、順位だけを追うと事業成果から離れてしまいがちです。検索流入後の回遊、資料請求、商談化を確認し、売上に近いテーマと認知を広げるテーマをバランスよく制作しましょう。

6-1-2. オウンドメディア

オウンドメディアは、自社が保有するWebメディアで記事や事例を継続的に発信する取り組みです。SEOを含む複数の集客経路を受け止め、認知から比較まで必要な情報を体系化できます。

オウンドメディアの例(当社アドエビスのオウンドメディア)
オウンドメディアの例(当社アドエビスのオウンドメディア)

SEOが検索流入を増やす方法であるのに対し、オウンドメディアは媒体全体の企画・編集・運営を含む概念です。検索だけでなく、SNSやメールからも読者を呼び込み、次に読む情報へつなげます。

6-1-3. SNS運用

SNS運用は、継続的な投稿と対話を通じて認知を広げ、企業やサービスへの理解を深める施策です。広告費を支払って露出を得るSNS広告と異なり、日常的な発信で関係を育てることが目的になります。

短期のCVだけを目的にすると、売り込みの多いアカウントになりがちです。記事、事例、調査、社内の知見などを組み合わせ、保存、共有、指名検索、サイト流入の変化を確認しましょう。

6-2. 流入を増やす

広告を活用し、自然検索や日常的な発信だけでは届きにくい層との接点を短期間で増やす施策です。媒体ごとのCVだけでなく、その後の商談・受注まで確認することが重要です。

6-2-1. リスティング広告

リスティング広告は、検索キーワードに連動して表示される広告です。商品や課題について能動的に検索しているユーザーへ接点を持ちやすく、SEOなどと比べて配信開始後の反応を確認しやすい特徴があります。

 リスティング広告の概要・仕組み

一方、配信中は継続的に広告費がかかり、競合が多いキーワードでは単価も上がります。分析を通じて、最適化を図ることが欠かせません。

リスティング広告については以下の記事でも詳しく解説しておりますので、ご参照ください。

⇒ リスティング広告の分析方法4ステップ!最適化のポイントを解説

6-2-2. SNS広告

SNS広告は、媒体によって、年齢などの属性、興味関心、行動、職種などの条件を活用し、検索前の潜在層にも情報を届けられる施策です。まだ課題を言語化していない層へ、画像や動画で気づきを与えられます。

Instagram広告表示例
SNS広告の例(画像はMeta広告でInstagramに出稿している例)
画像引用:「Meta広告ガイド」Meta

媒体ごとに利用者と見られ方が異なるため、同じ広告を一律に配信せず、配信面に合うクリエイティブを用意することが重要です。直接CVだけでなく、指名検索や後日の再訪など間接効果も確認しましょう。

SNS広告については以下の記事でも詳しく解説しておりますので、ご参照ください。

⇒ 【2026年最新】SNS広告の費用を徹底解説!媒体別の相場や課金方式、比較まで網羅

6-2-3. その他のWeb広告

リスティングやSNS以外にも、ディスプレイ広告、動画広告、ショッピング広告などがあります。目的と検討段階に合う配信面を選ぶことで、検索だけでは届かない層との接点を作れます。

メディアに表示されるバナー広告
ディスプレイ広告の例

複数媒体を使うことでより多くの層にリーチさせることができますが、その分媒体ごとの管理画面だけでは重複接触や間接効果が見えにくくなります。

共通の評価軸を決め、認知からCV、商談まで横断して判断しましょう。

Web広告については以下の記事で詳しく解説しておりますので、ご参照ください。

⇒ Web広告とは?種類や仕組み、選び方のポイントを徹底解説

6-3. リードを獲得する

訪問者が自社に関心を持った段階で、資料請求やセミナー申し込みなど次の行動へつなげ、継続的に連絡できる状態をつくる施策です。

6-3-1. Webサイト・LPの改善

WebサイトやLPの改善は、流入を増やす前に、訪問者が迷わず次の行動へ進める状態をつくる施策です。フォームやCTA、ページ導線を見直すことで、同じアクセス数でもCVを増やせる可能性があります。

入力項目を減らす、事例や料金情報を近くに置く、スマートフォン表示を整えるなど、仮説を一つずつ検証することが重要です。ページ全体を同時に変えず、変更前後のCVRや離脱率を比較しましょう。

6-3-2. ホワイトペーパー・資料ダウンロード

ホワイトペーパーは、課題解決の手順、調査結果、比較基準などを体系的にまとめ、資料と引き換えに連絡先を獲得する施策です。記事より深い情報を提供し、次の情報提供につなげる起点を作れます。

ホワイトペーパーの例(当社アドエビスのホワイトペーパー)
ホワイトペーパーの例(当社アドエビスのホワイトペーパー)

IDEATECHの調査でも、候補選定時の情報源としてホワイトペーパー・資料が41.0%を占めました。ダウンロード数だけで評価せず、資料テーマ別の商談化率や、その後のメール・ウェビナーへの反応まで追いましょう。

参照:「BtoB大型購買の実態調査」株式会社IDEATECH

6-3-3. セミナー・ウェビナーの開催

セミナーやウェビナーは、特定テーマへ関心を持つ人にまとまった情報を届け、質疑応答やアンケートから課題を把握できる施策です。参加行動と質問内容を手がかりに、検討度の高いリードを見つけられます。

開催後は、相談希望者には早めに連絡し、情報収集段階の参加者には資料や次回案内を届けることで、リードのナーチャリングにつなげられます。申込数だけでなく、出席率、視聴時間、アンケート、商談化率を確認しましょう。

6-4. 検討を進める

獲得した見込み顧客へ、関心や検討段階に応じた情報を届ける施策です。インサイドセールスも単なる短期施策ではなく、情報提供と対話によって商談化を支える役割として位置付けます。

6-4-1. メールマーケティング

メールマーケティングは、一度獲得した見込み顧客へ継続的に情報を届け、検討度を高める施策です。関心テーマや検討段階に応じて内容を分けることで、必要なタイミングまで接点を保てます。

同施策では、開封率だけでなく、クリック、資料閲覧、Web再訪、商談化を追います。配信頻度が高すぎると解除につながるため、反応のない層には頻度を下げるなど、行動に応じて調整しましょう。

6-4-2. MAツールを活用したナーチャリング

MA(マーケティングオートメーション)ツールは、見込み顧客の属性や行動を記録し、メール配信、スコアリング、営業通知などを仕組み化するツールです。行動データに応じて適切な情報とタイミングを選び、継続的な育成を効率化できます。

また、MAだけでなく、CRMやSFAを併用することで効果を最大化しやすくなります。

CRMは顧客情報や取引履歴、SFAは営業活動や案件進捗の管理を主に担います。MAだけで完結させず、CRM・SFAと連携して、獲得から商談・受注までの情報をつなげましょう。

MA・SFA・CRM の違い

MAツールについては、以下の記事で詳しく紹介しておりますのでご参照ください。

⇒ 【2026年最新】MAツールのおすすめ15選を徹底比較!機能や選び方も解説

6-4-3. インサイドセールスによるフォロー

インサイドセールスは、獲得した連絡先へ電話やオンライン面談でアプローチし、課題や導入時期を確認して商談化につなげる施策です。資料閲覧や料金ページへの再訪など、関心が高まったタイミングで連絡すると会話につながりやすくなります。

すべてのリードへ同じ順序で架電するのではなく、属性と行動を合わせて優先順位を付けることが重要です。会話で得た情報をマーケティングへ戻せば、コンテンツやスコアリング条件の改善にも活用できるでしょう。

6-4-4. 事例・お客様の声コンテンツの作成

導入事例は、見込み顧客が「自社でも同じ成果を得られるか」を判断する材料です。課題、選定理由、取り組み、成果を具体的に示すことで、比較・選定段階の不安を減らせます。

事例ページでは、会社名や成果数値だけでなく、導入前の状況と運用の工夫を丁寧に伝えることが重要です。安心感や信頼感を醸成することで、商談の最終段階にも効果を及ぼす可能性があるでしょう。

7. インバウンドマーケティングを始める6つのステップ

施策を思いつきで始めると、成果の判断基準が曖昧になり、継続しにくくなります。目的から効果測定まで、以下の6ステップで進めましょう。

7-1. 目的・ゴールを明確にする

最初に、なぜインバウンドマーケティングへ取り組むのかを明確にします。「記事を増やす」ではなく、リード獲得、商談、売上など事業成果をゴールに置くことが重要です。

具体例

半年後に月間の有効リードを30件へ増やし、そのうち20%を商談化する。

期限と数値を置くと、必要な施策と予算を逆算できます。経営、営業、マーケティングでゴールの定義を合わせましょう。

7-2. 自社の現状を把握する

次に取り組むべきは、自社の現状把握です。現在の集客チャネルやコンテンツ資産、保有しているリード数などを棚卸しし、どこに課題があるのかを具体的に洗い出すことがこのステップの目的です。

具体例

自社メディアの月間PV数、保有リードの数、直近半年の商談化率を一覧化し、リード獲得数がボトルネックになっていることを特定する。

現状を数値で可視化しておくと、次に立てる戦略の精度が上がります。感覚だけで課題を判断せず、データをもとに整理することが大切です。

7-3. 戦略を立案する

把握した現状をもとに、次は戦略の立案に移ります。ターゲットやペルソナ、カスタマージャーニーを踏まえたうえで、どの施策にどの順序で取り組むかを全体設計することがこのステップの要点です。

具体例

認知フェーズはSEO記事とSNS運用、リード獲得フェーズはホワイトペーパー、リード育成フェーズはメールマーケティングというように、フェーズごとに担当施策を割り振る。

フェーズごとの役割を先に決めておくと、施策同士の重複や抜け漏れを防ぎやすくなります。

7-4. KPIを設定する

戦略が固まったら、各フェーズで追うべきKPIをあらかじめ設定します。指標を先に決めておくことで、後の効果測定と改善のサイクルを回しやすくなります。

具体例

集客フェーズはセッション数、リード獲得フェーズはCVR、リード育成フェーズは案件化率を、それぞれのKPIとして設定する。

どの指標をどう追うべきかは、次の章で詳しく解説します。

7-5. 施策を選定・実行する

KPIが定まったら、実際の施策の選定と実行に移ります。前章で紹介した施策の中から、自社のリソースや予算に合わせて優先順位をつけ、着手する施策を絞り込むことがポイントです。

具体例

例えば、既存の記事や営業資料を再活用したSNS発信やホワイトペーパーから着手し、成果を見ながらオウンドメディアの拡充に予算を振り向ける。

すべての施策を同時に始めようとせず、リソースに応じて段階的に広げていくことが継続するために重要です。

7-6. 効果測定してPDCAを回す

最後に、実行した施策の成果を数値で振り返り、改善を繰り返します。設定したKPIをもとに施策ごとの効果を定期的に確認し、うまくいっていない部分を見直すことがこのステップの目的です。

具体例

月次でCVRとリード獲得数を確認し、獲得数が伸び悩んでいるチャネルのみ訴求内容やターゲティングを見直す。

このサイクルを繰り返すことで、施策の精度が徐々に高まっていきます。効果測定の具体的な方法や、実際に成果につながった事例は、この後の章で紹介します。

8. インバウンドマーケティングで設定すべきKPI

KPIは、施策の進捗を数値で捉え、改善の優先順位を決めるために設定します。認知から受注まで、以下の7指標を一続きで確認しましょう。

8-1. セッション数・imp数・PV数

imp数は広告や投稿が表示された延べ回数、セッション数はサイト訪問のまとまり、PV数はページが閲覧された回数を示します。imp数は表示された人数ではなく延べ回数のため、『何人に届いたか』を確認したい場合はリーチ数やユニークユーザー数なども併せて確認します。

数が増えても、対象外の流入ばかりでは成果につながりません。チャネル、検索語、記事テーマ別に分け、CVや商談へ進む流入を確認することが重要です。

8-2. CVR(コンバージョン率)

CVR(コンバージョン率)は、クリック数やセッション数など、あらかじめ定めた母数に対してCVが発生した割合です。例えばセッションを母数とする場合は『CV数÷セッション数×100』で算出します。媒体や分析ツールによって母数が異なることがあるため、比較時は定義をそろえましょう。

CVの定義をページごとに明確にし、フォーム、CTA、コンテンツ内容を改善することに役立てることが重要です。母数が少ない場合は短期の変動だけで結論を出さないようにしましょう。

計算式

CVR(%)=CV数 ÷ 訪問数(またはクリック数)×100

8-3. リード獲得数

リード獲得数は、資料請求、問い合わせ、ウェビナー申込などで連絡先を得た件数です。インバウンド施策が営業可能な接点をどれだけ生み出したかを示します。

件数だけを追うと、商談につながらないリードを増やすおそれがあります。業種、役職、課題、獲得経路を確認し、有効リード数も併せて管理しましょう。

8-4. CPL(リード獲得単価)

CPL(Cost Per Lead)は、広告費や施策費をリード獲得数で割り、リード1件を獲得するためにかかったコストを示す指標です。チャネルやキャンペーンごとの獲得効率を比較できます。

ただし、CPLが低くても案件化・受注につながらなければ成果とはいえません。費用に含める範囲を統一し、獲得経路別の案件化率や受注率と併せて判断しましょう。

計算式

CPL=広告費・施策費 ÷ リード獲得数

8-5. CPA(設定した成果1件当たりの獲得単価)

CPA(Cost Per Action/Acquisition)は、問い合わせや資料請求、購入など、あらかじめ成果として定めた行動1件を得るためにかかったコストです。「施策費÷成果件数」で算出し、施策の費用対効果を判断します。

CPLがリード獲得に限定した指標であるのに対し、CPAは設定する成果地点によって対象が変わります。何を成果とするかを明確にし、同じ定義・集計期間で施策間を比較しましょう。

計算式

CPA=広告費・施策費 ÷ 成果件数(問い合わせ・資料請求・購入など、あらかじめ定めた成果の件数)

8-6. 案件化率

案件化率は、獲得したリードのうち商談・案件へ進んだ割合です。獲得数では見えないリードの質と、育成・営業連携の成果を判断できます。

案件化率の数値を改善に生かすには、案件の定義を営業と共有し、獲得経路やコンテンツ別に比較することが重要です。低い場合は、ターゲット、訴求、フォローのタイミングを見直しましょう。

計算式

案件化率(%)=商談・案件化した件数 ÷ リード獲得数 × 100

8-7. 受注率

受注率は、案件化した見込み顧客のうち、最終的に契約へ至った割合です。インバウンド施策を事業成果で評価するための重要な最終指標です。

受注率だけでなく、受注金額やLTVも確認すると予算配分の精度が上がります。広告・コンテンツ・営業のデータをつなぎ、どの接点が受注に貢献したかを分析しましょう。

計算式

受注率(%)=受注件数 ÷ 案件化件数 × 100

WebマーケティングのKPIについては以下の記事で詳しく解説しておりますので、ご参照ください。

⇒ WebマーケティングのKPIはどう設定すべき?業界別の設定例も紹介

9. インバウンドマーケティングをさらに学べる書籍・資格・セミナー

基礎を体系的に学び、実務へ落とし込むには、書籍、資格、セミナーを目的に応じて使い分けると効果的です。代表的な学び方を紹介します。

9-1. おすすめの書籍

インバウンドマーケティングの基本原則や全体像を体系的に学びたいなら、まずは書籍で学習するのがおすすめです。

入門書としては、ブライアン・ハリガン氏/ダーメッシュ・シャー氏の『インバウンド・マーケティング』が、顧客に見つけてもらう考え方を体系的に理解するのに役立ちます。

ブライアン・ハリガン氏/ダーメッシュ・シャー氏 著『インバウンド・マーケティング』
【増補改訂版】インバウンドマーケティング

デビッド・マーマン・スコット氏の『マーケティングとPRの実践ネット戦略』も、Web上で情報を発信し、顧客との接点を作る発想を学べる一冊です。

デビッド・マーマン・スコット氏 著『マーケティングとPRの実践ネット戦略』
マーケティングとPRの実践ネット戦略

本を選ぶ際は、概念だけでなく、自社で試せる手順や事例が含まれているかを確認しましょう。刊行年が古い書籍は基本原則を学ぶ用途に使い、ツールや媒体の最新仕様や直近のトレンドは直近に刊行された書籍で補うことがおすすめです。

9-2. おすすめの資格・検定

マーケティング全般や特定の実務スキルを客観的に証明したい方には、資格・検定の取得もおすすめです。

まず、公益社団法人日本マーケティング協会が運営する「マーケティング検定」は、3級から1級までのレベルが用意されており、基礎知識から実務で活かせる応用力までを段階的に測定できます。

「マーケティング検定」日本マーケティング協会
「マーケティング検定」日本マーケティング協会

無料で挑戦できる資格としては、HubSpotアカデミーの「インバウンド認定」コースがあります。

オンラインで完結する無料の認定コースで、HubSpotアカデミーを通じてキャリアを積んできた人は世界で20万人以上といわれています。

「HubSpotアカデミー - 認定資格」HubSpot
「HubSpotアカデミー - 認定資格」HubSpot

データ分析の視点を強化したい方には、一般社団法人ウェブ解析士協会が運営する「ウェブ解析士」もおすすめです。アクセス解析だけでなく、KPI設計や事業計画の立案まで幅広く学べます。

「ウェブ解析士協会」ウェブ解析士協会
「ウェブ解析士協会」ウェブ解析士協会

資格を選ぶ際は、自社の担当領域や課題に近いものから始めると、学んだ内容をそのまま業務に活かしやすくなります。

9-3. おすすめのセミナー・勉強会の探し方

最新事例や実務の進め方を学び、専門家へ直接質問したいなら、セミナー・勉強会への参加がおすすめです。こくちーずプロなどのイベントポータルでは、テーマ、地域、オンライン開催の条件からセミナーを探せます。

マーケティング支援会社やSaaS企業の公式サイトでも、実務テーマに絞った無料セミナーが案内されています。

例えば、広告効果測定プラットフォーム「アドエビス」を運営する当社では、専用ページを設け、セミナーを定期的に開催しています。

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セミナーや勉強会では、自社の課題に近いテーマと、講師・主催者の実績を確認して選びましょう。参加後は学びを一つの施策へ落とし込み、実行結果まで振り返ると知識が定着します。

10. インバウンドマーケティングでよくある失敗パターン

インバウンドマーケティングは、施策を増やすだけでは成果につながりません。ここでは、運用で起こりやすい3つの失敗を確認します。

10-1. 部門間の連携が不足し情報が分断される

マーケティングがリードを獲得しても、営業へ背景や行動履歴が渡らなければ適切なフォローはできません。MQLとSQLの定義が曖昧なままだと、優先順位が付かずリードが放置されます。

BtoBマーケティングにおける需要創出の流れ

引き渡し条件、対応期限、差し戻し時のルールを決め、営業結果を施策へ戻すことが重要です。共通の顧客IDでデータを管理すると、部門をまたいだ成果も追いやすくなります。

部門間の連携については、以下の記事で詳しく解説しておりますので、ご参照ください。

⇒ MQLとSQLの違いとは?マーケティング部門と営業部門の連携のコツを解説

10-2. 短期施策に偏り、中長期で資産になるコンテンツへの投資を怠ってしまう

広告など即効性の高い施策だけに頼ると、配信を止めた時点で接点が減り、獲得コストも外部環境に左右されてしまいます。短期成果を確保しながら、SEO、事例、資料など継続的に使える資産へ投資することが重要です。

短期施策で反応の良い訴求や検索語を見つけ、中長期コンテンツへ展開すると無駄を減らせます。予算と人員を短期・中長期に分け、同じ最終成果で評価しましょう。

10-3. 効果測定をしないまま施策を継続してしまう

アクセス数や媒体上のCVだけを見ていると、商談・受注につながらない施策へ投資を続けるおそれがあります。施策を始める前にKPIと計測方法を決め、最終成果まで一貫して確認することが必要です。

効果測定では、数値の変化だけでなく、何を変更した結果なのかを記録します。定期的に予算、コンテンツ、導線、フォロー条件を見直し、改善の根拠を残しましょう。

効果測定については以下の記事でも詳しく解説しておりますので、ご参照ください。

⇒ マーケティングの効果測定とは?方法・重要指標・ツールを徹底解説

11. 成果につながるインバウンドマーケティングを実現する「アドエビス」

前章で解説したように、効果測定をしないまま施策を続けると、どの接点が顧客の検討を前へ進め、最終的な商談・受注に貢献したのかを判断できません。

インバウンドマーケティングでは、広告や記事への流入、資料請求などのCV、メールやセミナーへの反応、その後の商談・受注までを顧客単位でつなげて評価する必要があります。

接点ごとのCV数だけを見ていると、獲得数は多くても受注につながらない施策へ予算を使い続けたり、比較検討を後押しした施策を過小評価したりするためです。

当社が提供するアドエビスは、流入からCV、商談・売上までのデータを連携し、施策の費用対効果を可視化する広告効果測定プラットフォームです。

アドエビス(AD EBiS)

サービス提供開始から20年、累計導入企業数11,000件以上、広告効果測定ツールの導入シェアNo.1(※)という実績を持ち、幅広い業種の企業に活用されています。
※2024年8月期 指定領域における市場調査 調査機関:日本マーケティングリサーチ機構

ここでは、アドエビスの2つの特徴を紹介します。

11-1. 強み①:高精度なデータで真の成果を可視化

広告管理画面に表示されるクリック数やCV数だけでは、その施策が実際の商談・受注・売上につながったのかまでは判断できません。

アドエビスは、広告やWeb上のCVデータと、CRM・SFAなどに蓄積された商談・受注・売上データを連携し、顧客との接点から最終成果までを一元的に可視化できます。

顧客管理システムと連携し、Web上の獲得数だけでは測れない「利益に繋がる質の高い集客」を特定するフロー

広告・コンテンツ・営業データをつなぐことで、表面的な獲得効率に左右されず、売上への貢献度を基準に予算配分を見直せます。

また、サーバー側で発行するファーストパーティCookieによってCookie規制に対応し、媒体と社内データのCV数のずれを抑えられる点も特徴です。

Cookieの有効期限の制限への対策機能も無料でご用意 最大366日まで保持可能

計測の土台が安定すれば、そのデータをもとにした費用対効果の判断もしやすくなるでしょう。

11-2. 強み②:チャネル横断で間接効果とコストを一元管理

インバウンドマーケティングでは、SNS広告、記事、ホワイトペーパー、メール、セミナーなど、複数の接点を経て商談へ進むケースが少なくありません。ラストクリックだけで成果を評価すると、比較検討を支えたコンテンツや、再訪のきっかけをつくった広告の貢献が見えにくくなります。

アドエビスのアトリビューション分析では、最終接触より前の接点も含めて確認できるため、顧客の検討を前へ進めた施策まで評価できます。

Before: 各媒体でコンバージョンが計上されている → After: 重複したコンバージョンを除き、正確なコンバージョン数で評価が可能

たとえば、SNS広告でサービスを知った見込み顧客が、後日オウンドメディアの記事を読み、メール経由で資料を請求した場合、最後のメールだけを評価するのは適切ではありません。

複数の接点をまとめて分析すれば、認知施策と獲得施策の役割を切り分け、インバウンドマーケティング全体の予算配分を見直しやすくなります。

さらに、Google、Meta、LINEヤフーなど複数媒体のデータを自動取得し、日次でアドエビスへ反映する「媒体シンク機能」も備えています。

主要広告媒体へのパラメータ入稿を自動化し、ミスなく運用工数を大幅に削減する機能

CPAやROASを最新の数値で確認できるため、予算調整が後手に回りにくくなり、転記に使っていた時間を分析や改善へ充てられます。

インバウンドマーケティングの費用対効果を把握し、商談・受注につながる施策へ改善したい方は、以下より資料をダウンロードしてみてください。

"今"の広告効果を正確に把握できる AD EBiS「アドエビス」

12. インバウンドマーケティングをアドエビスで最大化した企業事例

ここでは、アドエビスを活用してデータの分断や評価方法を見直し、成果につなげた3社の事例を紹介します。会社概要、導入前の課題、導入後の変化を順に見ていきましょう。

12-1. トランスコスモス株式会社様|計測基盤改革でWeb売上137%成長を実現した専門チーム連携体制

トランスコスモス株式会社様

トランスコスモス株式会社様は、デジタルマーケティング、EC、コンタクトセンターなど幅広いサービスを提供する企業です。同社の事例では、施策データを迅速に活用できる計測基盤と専門チームの連携体制を整えました。

導入前は、データ収集や分析にかかる工数、施策判断までのスピードが課題でした。クライアントであるクラブツーリズム株式会社様はアドエビスを導入したことで、計測基盤が改革されました。これにより、データ活用を高速化し、Web売上137%成長につなげています。

ツールだけでなく、計測・分析・運用を担うチーム設計まで整えた事例です。

詳しくは以下のページにて紹介しています。

⇒ Web売上137%成長を実現した計測基盤改革 ― トランスコスモスの「専門チーム連携体制」による迅速なデータ活用と広告運用

12-2. 株式会社キャリカレ様|「資料請求→申込」の転換率をもとにしたCV目標設計で広告予算・申込数が約2倍に

株式会社キャリカレ様

株式会社キャリカレ様は、心理学・カウンセリングから国家資格対策まで160種類を超える通信教育講座を提供する企業です。同社の事例では、「資料請求→申込」の転換率をもとにしたCV目標設計により、広告予算と講座申込数の拡大を実現しました。

導入前は、資料請求を経由した申込か直接申込かをツール単体では判別できず、基幹システムでの都度確認に工数がかかり、どの広告が申込につながっているかをリアルタイムに把握しづらいという課題がありました。

アドエビスを導入したことで、資料請求から申込までの転換率をもとにしたCV目標設計が可能になりました。これにより、広告予算をコロナ禍前と比較して2倍に拡充し、講座申込数も同等の伸びを実現しています。

データに基づいた目標設計によって、広告予算の合意形成までスムーズになった事例です。

詳しくは以下のページにて紹介しています。

⇒ 広告予算・講座申込数が約2倍に!成果を生んだのは、「資料請求→申込」の転換率をもとにしたCV目標設計

12-3. 株式会社Belong様|認知施策の間接効果を可視化し、CV数を約1.6倍に伸ばした戦略的な広告運用

株式会社Belong様

株式会社Belong様は、伊藤忠グループの一員として中古スマートフォン・タブレットの販売や買取サービスを手がける企業です。同社の事例では、認知施策の間接効果を可視化し、CV数を約1.6倍に伸ばす戦略的な広告運用を実現しました。

導入前は、既存ツールでは命名ルールを変更すると過去データとの整合性が崩れやすく、アトリビューション分析のためにデータを別途エクスポートして集計する手間が発生していました。

アドエビスを導入したことで、基幹システムや外部ツールと連携した成約データの紐付けや、広告の初回接触からコンバージョンまでの潜伏期間の可視化が可能になりました。

これにより、BtoB領域ではリード数が約130%に増加してCPAは従来の約半分に抑えられ、BtoC領域でも平均月間コンバージョン数が約160%まで伸びています。

潜伏期間データをもとに施策スケジュールを逆算できるようになり、認知・育成フェーズの施策強化にもつながった事例です。

詳しくは以下のページにて紹介しています。

⇒ CV数約1.6倍増加!成果が出るタイミングを把握し、戦略的な広告運用を実現

13. インバウンドマーケティングに関するよくある質問

最後に、インバウンドマーケティングを検討する際によくある疑問へ回答します。

Q1. 訪日インバウンドとインバウンドマーケティングは何が違いますか?

訪日インバウンドは、海外から日本を訪れる旅行者やその需要を指します。インバウンドマーケティングは、顧客が自ら情報を探して企業と接点を持つマーケティング手法です。

同じ「インバウンド」でも、観光市場と顧客主導のマーケティングでは対象と目的が異なります。

Q2. アウトバウンドマーケティングと比べてどちらを優先すべきですか?

どちらか一方を選ぶのではなく、商材、検討期間、顧客の状況に応じて使い分けます。短期で接点を増やす必要があればアウトバウンド施策も有効です。

インバウンドで反応を得た相手へ営業が働きかけると、顧客のタイミングと営業力を両立できます。成果を共通の指標で比較し、配分を調整しましょう。

Q3. 効果が出るまでどのくらいかかりますか?

広告や既存リードへのメールは比較的早く反応を確認できますが、SEOやオウンドメディアは一般に数か月から半年程度、場合によってはそれ以上かかります。

施策によって時間軸が異なるため、短期・中長期のKPIを分けて判断することが重要です。目的と指標を事前に決め、月次で改善していきましょう。

Q4. 少人数の会社でも始められますか?

少人数でも始められます。顧客からよく受ける質問を記事にする、既存資料をホワイトペーパーへ転用するなど、保有資産を使えば大きな予算をかけずに着手できます。

成果への影響が大きい一つの課題に絞り、小さく実行して学びを積み上げることが成功の近道です。不足する制作や運用だけを外部へ依頼する方法もあります。

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監修者

株式会社イルグルム
イルグルムは、データとテクノロジーで企業のマーケティング活動を支援するマーケティングテクノロジーカンパニーです。主力サービス「アドエビス」は広告効果測定ツール売上シェアNo.1を誇り、創業以来の理念「Impact On The World」の実現に向けて挑戦を続けています。

※2024年8月期_指定領域における市場調査(調査機関:日本マーケティングリサーチ機構)

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