【金融商材マーケターならコレ】成約に繋がるCVを勝ち取る!レポートサンプルを特別公開

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金融商材事業(カードローン、クレジットカード、消費者金融、仮想通貨など)におけるマーケティング担当者が陥りがちなお悩みの一つに、マーケティングレポートの精度不足があります。

  • Webコンバージョン数は順調なのに、成約数アップに繋がらない
  • 今のレポートでは施策別の売り上げ貢献度が分からない

今回は、こんな風にお悩みの金融商材マーケターの方に向けて「効果の高いWeb集客施策を選り抜くためのレポートフォーマット」について解説します。
数々の企業へのマーケティング支援実績から導き出した、勝てるレポートのサンプルデータも特別公開。さらに作成時のポイントやアウトプット方法も解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

「CPAもリード獲得数も順調なのに!?」金融商材マーケターのよくある悩み

金融業界 今日、入社したマーケティング担当です!前職でもマーケをゴリゴリやってました!必ずや成果に貢献します! ~1ヶ月後~ CPAもリード数は順調だ!新たに出稿したポイントサイトやアフィリエイト広告が好調!さあ、この調子でコンバージョンを増やすぞ! ~3ヶ月後~ 箸にも棒にも掛からないコンバージョンユーザーが多くて、審査通過率が激減しているぞ! キャリアアドバイザー 転職決定率が下がっている!売上目標も未達だ! 事業責任者 おかしいな… 審査通過率の高いユーザーを獲得できる流入施策なんてあるのかな…

異業種から金融業界に転職したAさんはマーケターとしての実績が豊富。
金融商材を扱うのは初めてですが、仕事に自信をのぞかせています。

Aさんが取り組んだ施策では、従来の路線に加えて斬新なデザインのWeb広告を打ち出し、CPAもリード獲得数も増加傾向に。「これなら成果アップに繋がる!」と期待していたのですが……。

なんと数カ月後、事業部では審査通過率の激減が問題となりました。
施策の改善を迫られるAさんですが「何に軸を改善すれば良いのか分からない」と頭を悩ませています。
Aさんはこれからどうすればいいのでしょうか?

コンバージョン数が増えていたのに審査通過率(成約数)が落ちたということは、最終成果に繋がらないユーザーでコンバージョンを稼いでしまっていたということ。
つまり失敗の原因は、さまざまなWeb集客施策を展開する中で、収益に貢献する施策を正しく見極められていなかったことです。
Aさんがなすべきことは、各Web集客施策を事業全体から見て正しく評価することであり、そのために必要なのが、金融商材事業に特化したマーケティングレポートです。

金融商材マーケターが見るべき「施策を正しく評価するレポート」とは?

尖ったクリエイティブ → コンバージョン数アップ → 結果 利益率が悪くなる 審査通過率ダウン

効果の高い施策を見極める。重要なのはフォーマット

金融商材プロモーションの特徴の1つとして、アフィリエイト記事や比較サイトへの出稿数が増える傾向にあります。これは、商材特性上、ユーザーからサービス内容を比較検討されることが多いためです。

さらに、コンバージョンの質も問われます。「広告クリエイティブを尖らせてみたら、CVは増えたのに審査通過率が落ちた……」とは、金融商材マーケターの方からよく耳にする嘆き。いくらコンバージョン数(申し込み数)が伸びても、その後の審査通過の可否、契約後の利用率が低ければ売り上げアップには繋がりません。

金融商材マーケターにとって最適なマーケティングレポートを考えてみると、より効果の高い施策を見極め、マーケティング予算を適切に配分するための信頼できる内容でなくてはいけません。
そのためには、施策から収益化までをしっかり紐付けたフォーマットが必要です。

特別公開! 支援実績から生み出した「勝てるレポート」はこちら

レポートサンプル

※数字はダミーです

CVからコスト、LTVまでを一気通貫で。レポートサンプルを公開

こちらが金融商材事業における理想的なレポートフォーマットの一例。
金融業界にて多数の導入実績がある広告効果測定ツール「アドエビス」が、数々の企業のマーケティングを支援してきた実績から考案したものです。
今回はレポートの対象商材を銀行カードローンで想定していますが、仮想通貨やクレジットカードなどを取り扱っている事業者様も読み替えてご覧いただけます。

上のレポートサンプルからは、それぞれのWeb集客施策がコンバージョンを経て、最終的にどれほど事業貢献しているのかを一気通貫で確認できることがお分かりいただけると思います。

次の章では、実際の作成ステップを3つのエリアに分け、それぞれの項目設定の意味まで解説します。
記事を読み進めていただきやすいよう、レポートサンプルのデータ(Excelデータ)をご用意しました。ぜひダウンロードし、別ウィンドウで開きながらご参照ください。

レポートサンプル(Excelデータ)のダウンロードはこちら

詳しく解説。金融商材で成果を伸ばすレポート作成

ここからは、レポートサンプルをエリアごとに解説していきます。

レポートPoint① 金融商材ビジネスに特化した施策管理

Point①

まずは管理すべきWeb集客施策を記載し、一元管理のための環境整備を行います。
Point①で囲ったエリアで、すべての施策をリスト化しましょう。

ここで重要なことは、見たい切り口でデータを確認できるようにすること。
サンプルでは最左列から順に、商品名・媒体名・キャンペーン内容(訴求軸)、クリエイティブパターンと細分化しています。
このPoint①での設定により、Web集客施策を見たい軸で分析ができるようになります。

レポートPoint② トラッキングデータの正確性

Point②

次にPoint②に示すエリアを解説します。
ここは各施策のコンバージョン、コストに関連する数字を計測、反映するエリアです。
クリック数やコンバージョン数(サンプル内では『申込数』と記載)に投下したコスト情報を紐付け、費用対効果まで完結して確認できることが望ましいです。

留意したいのが、レポートに反映するトラッキング期間や数値の定義です。
金融商材の場合、お客様は即決で申し込むユーザーと検討期間が長いユーザーに二極化する傾向があり、特に長期検討ユーザーに関してはラストクリックに至るまでの行動をきちんとトラッキングできるかが重要なポイントになります。レポートフォーマットを作成する場合には、今一度、自社のトラッキング設定を確認しましょう。

レポートPoint③ 成約関連のデータとの紐付け

Point③

金融商材ビジネスにおけるWeb集客施策のデータマネジメントでは、コンバージョン後の顛末を追うことが求められます。そのために必要なのがPoint③に示す審査通過率や実契約完了数のエリア。より長い時間軸で考えるなら、顧客の総利用金額(LTV)まで可視化できるとなお良しです。

これらの項目をPoint①と②の項目と繋げることで、一つひとつのWeb集客施策を収益ベースで比較・検討できるようになり、「どの施策に力を入れるべきか」が分かるようになります。

理想のフォーマットを自前で作成するのは難しい

今回お伝えしたのは、多様なWeb集客施策を収益ベースで一元管理するレポート術です。
実際にレポートサンプルのようなアウトプットを実現するには、各企業様が基幹システムで計測しているデータとWebコンバージョンデータを突き合わせる必要がありますが、このようなフォーマットを自前で作成するにはなかなか難しいものがあります。
そこでおすすめしたいのが、広告代理店やツールベンダーの支援を借りながら実装することです。

環境に応じた「勝てるレポート」で売り上げを加速する

基幹データ(審査通過数など) 基幹システム Datorama Tableau Google データポータル Amazon S3 Treasure Data Google Cloud Strage Google スプレッドシート Microsoft Excel AD EBiS データを紐付け

私たちイルグルムが提供する、導入件数No.1広告効果測定ツール「アドエビス」では、オウンドメディアを含む広告媒体の成果の一元管理が可能。さらに、計測したマーケティングデータをさまざまな方法で外部ツールに連携することで、お客様の環境に応じた理想的なレポートを作成できます。

「外部データとの連携って難しそう」と思われるかも知れませんが、アドエビスでは初期設定、運用ルールの決定など導入から運用定着までを専任担当者が手厚くサポート。
スムーズに、安心してお使いいただける環境を整えてお待ちしております。
お客様の状況に合わせて最適な方法をご提案いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

※ 日本マーケティングリサーチ機構調べ 調査概要:2021年6月期_指定領域における競合調査

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