BIツール比較のポイントとおすすめ17選!自社に最適なツール選びガイド
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各種BIツールとの連携も可能!Web施策が実契約につながっているかを可視化できる「アドエビス」とは?
現代の企業は、売上から、顧客情報、販売チャネル、プロジェクトの進捗まで、膨大なデータを扱っています。それらを有効に経営判断に活用するために、BI(Business Intelligence:ビジネスインテリジェンス)ツールの導入を検討している企業も多いでしょう。BIツールは、売上・顧客情報・プロジェクト進捗の可視化や、効率的な経営判断をサポートするために役立ちます。
しかし、機能や費用もさまざまなBIツールのなかから、自社に最適なものを選ぶのは簡単ではありません。この記事では、BIツール選定のポイントや選び方を解説したうえで、おすすめのツールを紹介します。
BIツールの概要やメリットについて知りたい方は、以下ページをご参照ください。
⇒ BIツールでマーケティングのデータ分析!活用術・おすすめツール7選を紹介
- この記事で分かること
-
- BIツールを選定する際のポイント
- おすすめのBIツール
目次
BIツールの比較・選定基準
適切なBIツールを選ぶためには、「導入後に定着させられるか」という視点が重要です。自社にとってどのようなツールが使いやすいか、以下のポイントをもとにチェックしてみましょう。
操作しやすいか
BIツールは使う人にとって直感的に操作しやすいものを選ぶことが重要です。どれだけ優れた機能が搭載されていても、操作が難しいと十分に使いこなせなかったり、ツール自体が使われず、定着しなかったりするかもしれません。また、難解なツールではユーザー教育に時間やコストがかかり、スムーズな運用に支障をきたすことがあります。
無料のトライアル期間が設けられているツールも多いので、本格的な導入前に、実際に使用して操作感を確かめるとよいでしょう。トライアル中に、日常的に行う操作手順を確認することで、長期的に利用した場合のイメージがつきやすくなります。
既存システム(データベース)と連携しやすいか
ツール導入前に、既存のシステムやデータベースと互換性があるか、連携の範囲や対応方法を確認しておきましょう。
企業が日々扱うデータは、複数のシステムやデータベースに分散していることが多いです。BIツールはこれらを一元管理するものですが、もし一部のデータベースが連携できず手作業で移行が必要になった場合、ツールの効果を最大限に発揮することはできません。BIツールの導入でかえって非効率となる恐れもあります。
導入時の障壁がないか、現状のデータ管理方法を考慮したうえでツールを選択してください。また、APIやデータコネクターなどが豊富に用意されているかも、確認すべきポイントです。APIやデータコネクターを利用すると、システム間のデータ共有がスムーズになり、作業の効率化につながります。
自社に必要な機能が搭載されているか
長期的な運用をしていくためにも、BIツールに自社のニーズや課題に合致した機能が搭載されているか、事前に必ずチェックしておきましょう。
データ統合・分析機能、ダッシュボードのカスタマイズ機能など、基本的な機能はどのBIツールにも備わっています。そのうえで、たとえば「大量のデータをリアルタイムで処理する必要がある」、「分析結果の見やすさを重視したい」といったニーズに応えるツールを選ぶことが大切です。
製造業なら在庫管理や配送状況といった、業界特有の業務フローに対応できる柔軟性や、特定の業務プロセスを支援するテンプレートの有無も確認してください。例えば、小売業であれば店舗ごとの販売状況をリアルタイムで可視化できる機能が必要になるかもしれません。
自社の予算内で導入できるか
BIツールにかかる費用には、初期導入費用と運用にかかるランニングコストがあります。トータルコストを考慮し、予算内で必要十分な機能を持つツールを探しましょう。
高機能なツールは必然的に価格が高くなる傾向にありますが、全ての機能が自社に必要であるとは限りません。必要最低限の機能を備えたツールであれば、コストを抑えて導入できることもあります。また、ツール導入後のサポートや追加機能に別途費用がかかる可能性がある点には注意が必要です。
ベンダーのサポート体制は充実しているか
BIツールは導入して終わりではなく、継続的に活用し、適切に運用することで効果を発揮します。導入後、操作方法がわからなかったり、データ連携がうまくいかなかったりといったトラブルが発生することが少なくありません。トラブルの際、迅速に問題を解決できるサポートが受けられるかどうかが重要です。
導入支援に別途費用がかかるか、カスタマーサポートや専任のサポート担当がいるか、FAQやチュートリアルが充実しているかなどを確認するとよいでしょう。
おすすめのBIツール17選【一覧】
世界中で導入実績があるグローバルなBIツールから、国産の歴史あるBIツールまで、おすすめのBIツールをまとめました。それぞれの特徴を解説します。
可視化・ビジュアライズに強いBIツール
データを見やすくまとめ、一目で内容がつかみやすいツールを紹介します。自動で最適なグラフを提案してくれるツールも多いため、レポート機能やダッシュボード機能の使いやすさ・わかりやすさを重視する企業におすすめです。
1. Tableau
Tableau(タブロー)は、「誰もがデータを見て理解できるように支援する」ことをミッションとするBIツール。簡単に複雑なデータを可視化できるのが強みです。ドラッグ&ドロップ、ダブルクリックなどの基本的なマウス操作で、直感的に見やすいレポートが作成できます。
データのタイプに合わせた最適なグラフ・チャートをTableau側が判断して自動表示してくれる上、色・形・サイズのビジュアル表現も豊富です。軸の表示を切り替えるのも容易なので、見たい指標にすぐアクセスできます。
また、Tableauコミュニティには全世界で100万人以上のアクティブユーザーがいる点も特徴です。イベントの開催やナレッジの共有などが盛んに行われており、機能に関する疑問も解決しやすいでしょう。
提供会社 |
Salesforce |
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主な特徴 |
・視認性・カスタマイズ性が高いダッシュボード |
費用 |
・Tableau Creator ¥13,800/ユーザー/月 |
サポート体制 |
・導入支援 |
2. Looker Studio(旧Googleデータポータル)
Looker Studio(ルッカースタジオ)は、Googleが提供する無料のBIツールです。GoogleデータポータルがLooker Studioに刷新され、Lookerとの統合でデータ接続やビジュアル機能が強化されました。Google広告やGoogle Analytics、サーチコンソール、Googleスプレッドシートなど、Googleの各種サービスとシームレスに連携できます。それ以外に、FacebookやTiktokなどGoogle以外のサービス・データセットとも接続が可能です。
データの視覚化に優れ、グラフや地図、バブルチャート、ピボットテーブルなどの形式と、指標・期間などを選択するだけで簡単にレポートが作成できます。また、テンプレートやカラーテーマも用意されています。
さらに、エンタープライズ向けの有料版「Looker Studio Pro」も追加され、チーム管理やサポート機能が充実しています。
提供会社 |
|
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主な特徴 |
・基本無料で利用可能 |
費用 |
・Looker Studio 無料 |
サポート体制 |
・ヘルプ |
操作性が強みのBIツール
ここでは特にUIのわかりやすさや操作性に優れたツールをまとめました。専門的な知識がなくてもデータを扱えるため、ITツールになじみのない企業や、現場もデータにアクセスできる環境を整備したいと考えている企業におすすめです。
1. Qlik Sense
全世界で40,000社以上(2024年11月時点※)が利用しているQlik Sense(クリックセンス)は、シンプルな操作性で手軽にデータ分析ができるBIツールです。グラフの種類、項目、切り口を選んでドラッグ&ドロップするだけで、見やすいグラフが簡単に作成できます。作成後のフィルタリングやドリルダウンも、クリック操作のみで可能です。マルチデバイスにも対応しています。
特許取得した独自の「連想技術」により、人間の脳と似た自由度の高い分析を直感的に進められるのが特徴。この「連想技術」は膨大なデータを自動で圧縮してくれるため、正規化やSQLなど専門的な知識・スキルがない人でも安心して扱えるでしょう。
※ 参照元:Qlik
提供会社 |
QlikTech Japan K.K. |
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主な特徴 |
・40,000社の導入実績 |
費用 |
要問い合わせ |
サポート体制 |
・導入支援 |
2. Sisense
Sisense(サイセンス)は、従業員全員がビジネスプロセスのなかでデータにアクセスすることを前提とした「第3世代」のBIツールです。セルフサービスBIと呼ばれる第2世代からさらに進んだ、埋め込み型の分析ができます。
社内ですでに使われているアプリやWebサービスにBIを埋め込めるほか、APIで自社開発システムとの連携も可能。BIツールを既存の業務プロセスに組み込むことで、職位や職種を問わず、全ての社員がツールを活用できるでしょう。ダッシュボードの設計・構築は開発元であるギャプライズの代行サービスが利用できます。
提供会社 |
GAPRISE |
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主な特徴 |
・第3世代のBIツール |
費用 |
要問い合わせ |
サポート体制 |
・導入支援(設計・構築代行) |
3. Data Knowledge
30年の歴史を持つ国産BIツールであるData Knowledge(データナレッジ)は、一般ユーザーが簡単にレポートを作成できるのが特徴です。Excel形式で分析結果を出力したり、ポータル画面へ日常的に確認が必要なデータをまとめたりと、必要に応じて多彩なアウトプットができます。
また、分析ノウハウを社内で共有しやすい仕組みも特徴です。情報活用ナレッジDBに、わかりやすい出力形式やデータのフィルタリング方法などを公開することで、ほかの社員がナレッジを検索して新しい活用方法を発見できます。
提供会社 |
クロスユーアイエス |
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主な特徴 |
・30年の歴史がある国産BIツール |
費用 |
基本セット 追加ユーザーライセンス ※ほかオプション・保守基本サービス料あり |
サポート体制 |
記載なし |
4. 軽技Web
軽技Webは、シンプルな操作感が特徴のBIツールです。製造業からメガバンク、官公庁などさまざまな業種・規模の企業で2,000社以上(2024年11月時点※)の導入実績があります。
経営層向けの指標を追うことはもちろん、非定型の業務が多く都度チェックするべきデータが変わる現場でも使いやすい点が強みです。「スマートビュー」機能では、今必要な情報を、エリアを指定するだけで確認できます。
またCube構築を必要としないため、コストパフォーマンスに優れ、短期間での導入が実現できます。専用のデータベース設計も必要ありません。
※参照元:軽技Web
提供会社 |
富士電機 |
---|---|
主な特徴 |
・シンプルな操作感 |
費用 |
軽技Web Version8 |
サポート体制 |
・導入支援 |
5. Microsoft Power BI
Microsoft Power BI(パワーBI)は、Microsoft社提供のBIツール。プログラミングの知識なしに、簡単にデータ分析やレポート作成が行えるセルフサービスBIでもあります。
Microsoft Power BIはExcelをはじめとするOffice製品との連携に強く、操作性も近い点が特徴です。Excelからデータを読み込む、Microsoft Power BIで作成したレポートをPower Pointで表示するといった使い方も簡単です。使い慣れたUIで作業ができるため、導入時のネックとなりがちな教育コストも抑えやすいでしょう。
提供会社 |
Microsoft |
---|---|
主な特徴 |
・一般ユーザーでも操作しやすい |
費用 |
・Power BI 無料 |
サポート体制 |
・1対1のテクニカルサポート |
6. データ統一クラウドSrush
データ統一クラウドSrush(スラッシュ)は、「データを誰にとっても身近なものにする」をビジョンに掲げ、ノーコードで簡単にデータの抽出・加工・ビジュアル化が行えるBIツールです。
料金プランは「エントリープラン」と「無制限プラン」の2種類。無制限プランならユーザーライセンス数、データ連携、データ容量、データ送信、サポートもすべて追加料金がかかりません。導入後すぐに分析に着手でき、サポートもコストを考慮せずに継続して受けられるため、導入後の定着に不安がある場合におすすめです。
提供会社 |
Srush |
---|---|
主な特徴 |
・専門知識不要で操作可能 |
費用 |
・エントリープラン 20万円/月 |
サポート体制 |
・導入支援 |
データ分析に強いBIツール
BIツールの重要な要素である、データ分析を強みとするBIツールをまとめました。どのBIツールでもデータ分析自体は可能ですが、ここではそれぞれデータの扱いに特色があるツールを紹介します。
1. Yellowfin
全世界で29,000社以上(2024年11月時点※)に導入されているYellowfin(イエローフィン)は、データの変化を自動で発見・分析する機能に優れたBIツールです。「シグナル」機能は、売上や仕入れ、在庫数など、ビジネス上重要なデータに変動があると、その原因まで分析して通知してくれます。通知される情報はユーザーごとに調整されるため、大量の通知が届く心配もありません。
また、ダッシュボード上で質問をすると、Yellowfinがグラフと文章を用いて答えを返してくれる「インサイト」機能も、分析の効率改善に役立ちます。「インサイト」の回答は、他のユーザーと共有して議論したり、加工してレポートに使用したりすることも可能です。
ほかに、Google AnalyticsやSalesforceといった外部ツールとの連携、ダッシュボードの構築、管理レポートの作成など必要な機能が網羅されています。
※参照元:Yellowfin
提供会社 |
Yellowfin Japan |
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主な特徴 |
・世界29,000社の導入実績 |
費用 |
要問い合せ |
サポート体制 |
・専用wiki |
2. Zoho Analytics
Zoho Analytics(ゾーホーアナリティクス)は、全世界で17000社(2024年11月時点※)の導入実績があるBIツールです。ビッグデータの分析を得意とし、営業・マーケティング・財務など多岐にわたる分析に役立ちます。
分析対象となるデータが幅広く、Zohoアプリはもちろん、FacebookやGoogle Analyticsなど500以上のビジネスアプリと連携できます。ローカルのMicrosoft ExcelやCSVファイルも解析に含めることが可能です。
画面操作も直感的で、チャートやウィジェット、サマリーなどさまざまな形式でデータを可視化してくれます。英語版ではチャット形式でAIアシスタント(Zia)に相談できる機能もあります。
※参照元:Zoho Analytics
提供会社 |
ZOHO Japan |
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主な特徴 |
・ビッグデータの分析が強み |
費用 |
・無料トライアル |
サポート体制 |
・オンラインガイド、セミナー |
3. Alteryx Designer
Alteryx Designer(アルタリクスデザイナー)は、データ分析に必要な機能をそろえたセルフサービスデータ分析ツールです。さまざまなデータソースと連携し、プログラミングの知識がなくても簡単にデータの加工・予測分析が行えます。
データ処理の流れを見える化し、従来、個人がExcelやマクロで行っていた業務をチームで共有することができます。データ処理のワークフローは、一度作成すればボタン1つでくり返し行えます。ビジュアライズが得意なほかのBIツールとの併用もおすすめです。
提供会社 |
Alteryx |
---|---|
主な特徴 |
・データ加工・予測分析が容易 |
費用 |
Designer Cloud |
サポート体制 |
・導入支援 |
大企業向けのBIツール
BIツールのなかでも、従業員数の多い大企業向けの機能を備えたツールを紹介します。使いやすさや部門ごとのテンプレートの豊富さとセキュリティに優れたツールを集めました。
1. IBM Cognos Analytics
IBM Cognos Analytics(IBMコグノスアナリティクス)は、大企業向けのエンタープライズBIツールです。
レポート作成機能やダッシュボード機能、データディスカバリーの機能がそろっており、「こんなデータが見たい」というニーズに柔軟に応えることができます。ダッシュボードの操作は簡単で、見たいデータ項目をドラッグ&ドロップすると、AIが最適な表示方法を判断します。
セキュリティにも優れていて、ユーザーやグループごとに権限を付与できるほか、いつ・誰が・どのデータベースにアクセスしたかの履歴もチェック可能です。
提供会社 |
日本IBM |
---|---|
主な特徴 |
・充実した機能でユーザーニーズに柔軟に対応 |
費用 |
クラウド・オンデマンド型 クラウド・ホスト型 |
サポート体制 |
・ヘルプ |
2. LaKeel BI
LaKeel BI(ラキールBI)は、大企業向けのオールインワンBIツールです。ETL(データの抽出・転換・書き出し)機能を搭載しており、散在しているデータの統合から分析、レポーティングまでをこれ1つで完了できます。出力形式も、社内ポータルやPDF、Excelなど自社に合ったものを選択可能です。
UIがシンプルでわかりやすく、操作感はExcelに似ています。国内産のツールで、大企業のサポート実績も豊富なため、導入・運用に不安がある場合も安心できるでしょう。
サーバーライセンス型の料金体系を採用しているため、ユーザー数の増加による追加費用がかかりません。
提供会社 |
ラキール |
---|---|
主な特徴 |
・ETL機能搭載 |
費用 |
要問い合わせ |
サポート体制 |
・導入支援 |
その他のBIツール
特定の分野に特化したタイプや、基本的な機能を網羅していて使いやすいタイプなど、その他の優秀なBIツールをまとめました。それぞれ詳しく解説します。
1. Domo
Domo(ドーモ)は、データドリブンな意思決定を助けるさまざまな機能を網羅する統合型BIプラットフォームです。業界を問わず全世界で2,600社以上(2024年11月時点※)に導入されており、データの収集・集計から分析、視覚化、共有までをオールインワンで提供しています。
操作性・柔軟性に優れる点も特徴です。自分好みにカスタマイズできるダッシュボードや、リアルタイムのデータ更新とアラート、AIを活用した分析・予測、レポート作成などの幅広い機能を、誰でも簡単に使いこなせます。
※参照元:Domo
提供会社 |
ドーモ株式会社 |
---|---|
主な特徴 |
・データの収集、可視化を一元管理 |
費用 |
・無償トライアル |
サポート体制 |
・ヘルプセンター |
2. Salesforce Datorama
Salesforce Datorama(セールスフォースデートラマ)は、マーケティング領域にフォーカスしたダッシュボードを持つBIツールです。一般的なBIツールとは違いデータ統合のためのシステム開発を必要としないため、コストを抑えつつ短期間で導入できます。
数千ものマーケティングチャネルやプラットフォームと連携して収集されたデータは、AIが自動で可視化。統計処理も自動で行われ、一目で理解できる状態で分析にあたれます。
ともにSalesforce傘下であるTableauとの相性がよく、DatoramaのデータソースをTableauプラットフォームで探索し、カスタムビジュアライゼーションを作成することも可能です。
提供会社 |
Salesforce |
---|---|
主な特徴 |
・マーケティング特化のBIツール |
費用 |
要問い合わせ |
サポート体制 |
記載なし |
3. MotionBoard
MotionBoard(モーションボード)は、業種・企業規模を問わず3,500社以上(2024年2月時点※)に導入されているBIツールです。業務シーンにあわせたテンプレートが多数用意されており、表やグラフ、ガントチャートなどを柔軟に組み合わせたダッシュボードを作成できます。
運用にあたっては、開発元が日本企業である点もメリットです。マニュアルやナレッジベース、サポート対応も日本語のため、機能や使い方の不明点を解消しやすいでしょう。ウイングアーク1stは2,000社ものデータドリブン戦略を支援した実績があり、導入から定着まで充実したバックアップが受けられます。
※参照元:MotionBoard
提供会社 |
ウイングアーク1st |
---|---|
主な特徴 |
・業種を問わず活用される国産BIツール |
費用 |
クラウド版 |
サポート体制 |
・eラーニング |
4. WebQuery
WebQuery(ウェブクエリー)は、1992年の発売以降、6,400件以上(2024年8月時点※)の導入実績を持つ国産BIツールです。柔軟なデータ出力が強みで、用途にあわせてExcel帳票やCSVへのアウトプットも設定できます。
ほかに、リアルタイムで在庫状況や進捗の確認ができたり、ユーザー・グループ単位でこまかくアクセス権限の制御ができたりと、ユーザーのニーズにこたえる細やかな機能がそろっています。自社で開発からメンテナンスまでを担う日本企業だからこそのサポート体制も魅力です。
※参照元:WebQuery
提供会社 |
システムコンサルタント |
---|---|
主な特徴 |
・30年以上の歴史を持つ国産BIツール |
費用 |
要問い合わせ |
サポート体制 |
・導入支援 |
BIツールとアドエビスの連携でマーケティング施策全体を可視化
BIツールは多くの企業からリリースされており、それぞれ使い勝手や得意な領域も異なります。導入を決める際は、操作性や機能、既存システムとの互換性などを確認のうえ、検討を進めることが重要です。自社に合ったツールを選ぶことで、データの分析がよりスムーズに行えるようになります。
また、マーケティング施策の効果を分析する際は、広告効果測定ツール「アドエビス」との連携がおすすめです。アドエビスは、国内導入実績No.1(※)を誇る広告効果測定ツール。操作が簡単で扱いやすく、かつ専任担当者による手厚い導入サポートも受けられます。さらに、Cookie規制に対応した最新の計測方式を採用しているため、正確に流入施策の成果を測定可能。複数のマーケティング施策の成果データを日次で自動取得するため、運用の手間もかかりません。
Web施策の直接効果から間接効果までを可視化することで、改善のサイクルを迅速に回すことが可能です。顧客属性やインサイトも把握できるので、BIツールとあわせて導入を検討してみてはいかがでしょうか。
※2024年8月期_指定領域における市場調査 調査機関:日本マーケティングリサーチ機構
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