アドエビスとGoogleアナリティクス(GA)を比較!違いを詳しく解説

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マーケティングプロセス全体の最適化・最速化を実現!導入実績1万件突破の広告効果測定ツール「アドエビス」とは?

昨今、マーケターを取り巻く環境は大きく変化しています。顧客のデジタル活用が加速したことで、包括的なデータ取得や管理の複雑化、複数施策のレポート作業、社内の業務効率を図れるDX人材の育成といった様々な課題が生じています。マーケターが抱える業務が複雑化するなかで、迅速かつ正確に施策のPDCAサイクルを回していくことが求められるようになりました。

しかし、課題を解消するためにツールを検討しようにも、

  • 「自社にとって、GAかアドエビスのどちらが合っているんだろう?」
  • 「GAは活用しているけど、アドエビスとは何が違うの?導入すべき?」
  • 「導入後も継続して運用しやすいツールが知りたい」

とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、Webマーケティングに欠かせない「アドエビス」と「Googleアナリティクス」について、それぞれの違いや使い分けのポイントを詳しく解説します。

広告効果測定やアクセス解析を行うときに比較されやすい2つのツールですが、それぞれに特徴があるため、目的や課題によって併用・使い分けるのがおすすめです。
これら2つのツールの違いを理解し、導入を検討するときの参考にしてみてください。

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1. アドエビスとGoogleアナリティクスの違い

まずは「アドエビス」と「Googleアナリティクス」の違いを見ていきましょう。

アドエビスは、売上シェアNo.1(※)の広告効果測定ツールです。一方のGoogleアナリティクスは、Googleが提供するWebサイトのアクセス解析ツールです。
※日本マーケティングリサーチ機構調べ 調査概要:2021年6月期_指定領域における競合調査

いずれもWebマーケティングには欠かせないツールですが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか。2つのツールを機能面・費用面において比較しながら説明します。

1-1. データの正確性

アドエビスとGoogleアナリティクスの違いの1つとして、データの正確性が挙げられます。Web施策の効果を測定するにはCookieが必要ですが、Apple社がSafariブラウザに搭載した「ITP(Intelligent Tracking Prevention)」というトラッキング防止機能をはじめとし、昨今は個人情報保護の観点からCookieの利用を規制する動きが進んでいます。

Googleアナリティクスは、複数の広告媒体を効果測定している場合、計測結果が過小に評価されることがあるので注意が必要です。広告経由の流入と判断することができず、Direct(直接流入)としてコンバージョンが計測されてしまうのです。

一方、アドエビスは最新のCookie規制にも対応した高精度なデータ計測が強みです。ファーストパーティーCookieを活用したデータ計測が可能なため、正確なデータを取得することができます。そのため、広告クリックからの流入として、正しくコンバージョンを計測することができます。

アドエビスとGoogleアナリティクスとの違い「データの正確性」

Webマーケティングを行う以上、正確なデータを取得することは非常に重要です。効果計測を正しく行えなければ、どの施策が効果的か判断できず、正しい投資判断ができません。投資判断を誤ると、成果を向上させるどころか大幅に減少させてしまう危険性もあります。今後もCookieの規制は厳格化されることが予想されますが、その中でも正確なデータ計測の環境を整えることが重要といえます。

Cookie規制について詳しく知りたい方は、こちらの記事も併せてご覧ください。

1-2. コンバージョン経路や貢献度の分析

コンバージョン経路やコンバージョンに至るまでの施策の貢献度は、アドエビスとGoogleアナリティクスのどちらでも分析することができますが、データの見え方に違いがあります。

Googleアナリティクスで顧客との接点を分析するには、「コンバージョン経路」と「ユーザーエクスプローラー」を使うことで調べることができます。

Googleアナリティクスのコンバージョン経路画面

Googleアナリティクスのコンバージョン経路画面

Googleアナリティクスのユーザーエクスプローラー画面

Googleアナリティクスのユーザーエクスプローラー画面

アドエビスでも同様の分析は可能ですが、特徴が2点あります。

1つは、ユーザー単位でのコンバージョン動線を1クリックで簡単に分析できることです。1ユーザーのリアルな動線を分析することで、どのチャネルがコンバージョンにどのくらい貢献しているかを俯瞰的に分析でき、解像度を上げて各チャネルを評価することができます。

アドエビスのコンバージョン属性画面

アドエビスのコンバージョン属性画面

もう1つは、コンバージョン属性を取得できるため、売上や購買商品などの自社データを紐付けて、ユーザー単位で分析しやすいことです。「どのようなユーザーがどのチャネルを経由してどんな商品を購入しているか」といったユーザー像をリアルに把握することが可能です。

顧客がどのような経路をたどりコンバージョンに至ったのかを分析することで、売上拡大のための改善ポイントの洗い出しや、各施策における売上貢献度の可視化による広告予算配分の最適化につなげることができます。

1-3. レポート機能

レポート機能は、アドエビスとGoogleアナリティクスで特徴が大きく異なります。

最新版のGoogleアナリティクス(GA4)では、「データ探索機能」を使うことで自社に合った独自の分析レポートを作ることができます。6種類のテンプレートがあるほか、好きな項目を追加して分析したいところだけをまとめるオリジナルのレポートもあり、カスタマイズ性が高いことが特徴です。

従来のユニバーサルアナリティクス(UA)にはない新たな機能なので、慣れるまでに少し時間がかかるかもしれませんが、使いこなせれば分析のレベルを上げることができます。

Googleアナリティクスのデータ探索画面

Googleアナリティクスのデータ探索画面

アドエビスが提供するレポート機能は、誰でも簡単に使えるのが魅力です。また、豊富な広告分析機能が用意されているほか、自動集計によりスピーディーなレポート生成も可能です。

各広告媒体でそれぞれ集計している「コンバージョン数」「広告コスト」などをアドエビスに自動で集約することで、複数施策の成果を日次で簡単にレポーティングできるようになります。そのため、関係者と打ち合わせをするときにも素早く情報共有ができます。

目標との差分確認で対応速度をアップ「ダッシュボード」画面

マーケターの60%が1日あたり1時間以上、データ集計やレポーティング作業に時間を投資しているというデータ(※)もあるように、効率的なレポーティングはマーケターにとっても施策の成果を最大化するうえでも重要な課題の1つと言えるでしょう。柔軟にカスタマイズでき、誰でも簡単に成果レポートを作成できるツールを用いれば、工数を削減しながら詳細な分析まで行えるようになります。

Webマーケティング施策の効果検証を行う際にかけている、一日あたりの平均作業時間
※マーケティングマネージャーの80%が「データマネジメント・DX」の重要性の高まりを実感。現場とのコミュニケーションにおける課題も浮き彫りに

1-4. 外部システムとの連携

Googleアナリティクスを外部システムと連携するためには、BigQuery(ビッグクエリ)というツールを使う必要があります。

BigQueryとはGoogleが提供するビッグデータ解析サービスで、高速なデータ処理が可能となります。ただし、BigQueryのデータはデータベース用語であるSQLを使用して分析するため、BigQueryを活用するには、SQLの知識を持った人材が必要です。その他、トラブルシューティングやデータ処理の監視などを社内で対応できる人材がいない場合は、外部業者へ依頼することも検討しておいた方が良いでしょう。

アドエビスは、各広告媒体はもちろんのこと、自社の基幹システムやCRM(顧客管理システム)やSFA(営業支援システム)など、様々な外部システムと連携させることができます。

例えば、顧客管理のためにSalesforceを契約している場合、アドエビスが提供する「AD EBiSコネクタ」という機能を用いれば、双方の連携が可能です。リード獲得から成約・契約までのデータを紐付けすることで、リードの質を向上させるだけでなく、統合レポートの作成工数も削減できるメリットがあります。

アドエビスが提供する「AD EBiSコネクタ」

さらにアドエビスには、計測データをCSVやスプレッドシート、トレジャーデータなどに出力するデータエクスポート機能もあるため、柔軟にデータを活用できるのも魅力です。

1-5. 費用

Googleアナリティクスは、無料で幅広い機能を利用することができます。
ただし、大規模なWebサイトを分析する場合は、有償版「Google アナリティクス 360」の導入を検討してみても良いでしょう。有償版では、データの保持期間を無料版の最長14ヶ月から最長50ヶ月に延ばしたり、BigQueryの1日のエクスポートを100万件のイベントから数十億件のイベントに変更したりすることができます。

アドエビスの利用にかかる費用は、基本料金(定額)と従量課金のみです。
アカウント発行や導入などの初期費用は0円で、導入しやすい料金体系で設定されています。また、無料でメール・電話またはWeb会議ツールでサポートを受けられるので、安心して利用し続けることができます。

アドエビスの料金についてはこちら

2. アドエビスならではの強み

アドエビスならではの強みは、正確なデータをもとにスピーディーに関係者間でマーケティング施策の状況共有ができる「即時性」と、データのインポート/エクスポートの自動化や充実した対人サポートによる「利便性」です。

2022年4月に新バージョンの「アドエビス シンク」がリリースされ、機能が大きくアップデートされました。広告媒体とのシームレスなデータ連携により、迅速な広告効果測定を実現しています。

ここでは、これらのアドエビスの強みについて「即時性」と「利便性」の2点に分けて詳しく説明します。

2-1. スピーディーに関係者間で情報共有できる!

1つ目は、Web広告やコンテンツマーケティングをはじめとする各流入施策の成果データをスピーディーに関係者間で共有できる「即時性」です。

毎月月初はレポート作成業務に追われ、「なかなか施策の改善に手が回らない…!」とお悩みのマーケターは少なくないことでしょう。レポート作成にかかっていた時間を効率化することで、これまでよりも早く社内のマーケティングチームや広告代理店へ情報を共有することが可能になります。そのため、見えてきた課題に対して改善に取り掛かるスピードも早くなり、マーケティングプロセスにおけるPDCAサイクルをより迅速に回すことができます

各広告媒体データの自動取得&一元管理

アドエビスには、複数の広告媒体で集計されているデータを自動で取得し、一元管理する機能が備わっています。

これにより、これまでの「各広告媒体からCSVファイルをエクスポートし、1つのレポートにまとめて集計する」というレポーティング作業を大幅に効率化でき、本来時間をかけるべきデータ分析や改善案の検討といった業務に集中して取り組むことができます

各広告媒体のデータが自動的に同期されるため、従来週1回~月1回程度で実施していたレポーティングを日次で行うことも可能になります。

広告媒体データ自動同期により、最新の投資効果が一目瞭然

誰もがわかりやすい管理画面

アドエビスの管理画面は、社歴やスキルを問わず誰にでも分かりやすい画面で構成されています。

簡単な設定のみで日々の進捗を可視化・把握可能

1つの画面で複数の広告媒体の成果を確認でき、Web施策の成果データを統合して見られるのが特徴です。

複数の媒体を一気通貫して計測が可能。成果と費用対効果を並べて評価。

こうした特徴により、マーケティングチーム内だけでなく、広告代理店も含む関係者との情報共有のスピードを上げることができます。最新の広告効果をタイムリーに共有できるので、より最適な次の一手を講じることが可能になります。

2-2. 業務効率化のための機能・サポートが充実!

2つ目は、マーケティング業務を効率化する機能や運用サポートが充実しているため「利便性」が高いことです。

ツールを継続的に利用する以上、ツールが使いやすいかどうかは非常に重要なポイントです。業務を効率化できる機能が備わっていても、それらを有効活用できなければ意味がありません。そのため、業務効率化のための機能が充実しているかどうかと、運用サポート体制が整っているのかは、セットで考えておくことをおすすめします。

計測パラメータの登録・入稿を完全自動化

2022年8月にリリースしたアドエビスの「広告自動登録機能」を使うことで、広告効果測定時に必要な計測パラメータの発行・入稿から、広告媒体の計測データ取得までの一連の工程を自動化することができます。

設定は、広告自動登録用の計測パラメータを広告媒体に1度登録するだけ。広告運用担当者は複雑なパラメータを管理する必要がなくなり、広告の効果測定業務の属人化や設定ミスなどの人的ミスも防ぐことができます。

アドエビスシンク

充実したカスタマーサクセスサポート

アドエビスは顧客満足度94%(※)を誇り、国産ツールならではの充実したサポート体制が魅力です。電話やメールで問い合わせできるので、困った時にすぐ解決できます。
※自社調査:2022年度サポート満足度アンケート結果より(10段階7以上)

ツール導入後は専任担当者がつき、データ蓄積や分析方法について支援を受けられるのも嬉しいポイント。さらに、豊富な機能を最大限に活用するための勉強会や相談会の実施、ノウハウ資料などの支援体制も整っています。

アドエビス導入から活用まで

これらの活用支援プログラムやメール・電話サポートは、ご契約後の追加費用なしでご利用いただけます。

アドエビスでは、実際にアドエビスの画面を見ながら体験できるデモ画面をご用意しています。無料でお試しいただけますので、アドエビスを体感してみたい方は、以下リンクよりお気軽にお申込みください。

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3. アドエビスとGoogleアナリティクスを使い分けるには

ここまで、アドエビスとGoogleアナリティクスの違いについて解説してきましたが、いずれもWebマーケティングに欠かせないツールであることには違いありません。

2つのツールを併用することで、それぞれの分析領域を合わせられ、より詳細な顧客分析や成果把握が実現できるでしょう。

1つずつを順番に導入したい場合は、自社の広告出稿状況や課題、チーム内の人材・スキルによって、どちらのツールが自社に最適かを検討してみると良いでしょう。

3-1. アドエビスがおすすめの企業

これまでご紹介してきたように、広告効果測定ツールのアドエビスには

  • 最新のデータ計測方式で、Cookie規制下においても正確なデータ計測が可能
  • ユーザー単位でコンバージョン経路を分析でき、施策の改善ポイントの洗い出しや売上貢献度の可視化ができる
  • 誰もが使いやすい管理画面で、迅速に関係者へ情報共有ができる

といった特徴があります。

広告効果を正しく評価するための機能が充実しているため、サイト流入前の新規顧客獲得に至るすべての動線を計測・分析できる強みがあります

そのため、下記のような企業には、アドエビスの利用をおすすめします。

  • 広告の効果を見ながら、複数の広告媒体の予算配分を調整したい企業
  • 各施策の費用対効果を正しく把握し、スピーディーにPDCAを回したい企業
  • ツールをうまく使いこなせるか不安で、導入・運用のサポートを受けたい企業

3-2. Googleアナリティクスがおすすめの企業

Googleアナリティクスは

  • 無料で幅広い機能を利用できる
  • カスタマイズ性の高いレポート機能がある

といった点が特徴で、サイト流入後の計測・分析に強みがあります

そのため、下記のような企業には、Googleアナリティクスの利用をおすすめします。

  • 広告の出稿が少ないため、まずは無料ではじめたい企業
  • 社内に専門性のある人材がいて、複雑なカスタマイズを使いこなせる企業

4. まとめ

本記事では、アドエビスとGoogleアナリティクスを費用や機能、連携性などを比較しながら紹介しました。

アドエビスは「利便性」と「即時性」を兼ね備えたマーケティング環境をつくることができるため、成果を出し続けるマーケティングチームづくりをサポートします。
Googleアナリティクスは無料で幅広い機能を利用できる上に、カスタマイズ性が高いため、うまく使いこなせばマーケティングの質を高めることができます。

いずれもWebマーケティングには欠かせないツールなので、それぞれの特徴を理解して併用するのがおすすめです。

アドエビスでは、実際にアドエビスの画面を見ながら体験できるデモ画面をご用意しています。無料でお試しいただけますので、アドエビスを体感してみたい方は、以下リンクよりお気軽にお申込みください。

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また、アドエビスの機能やサービスに関する詳しい資料は、以下より無料でダウンロードできます。参考になりましたら幸いです。

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