システムアップデートの早さと手厚く丁寧なサポート体制が魅力
アドエビスの最大の特徴は、業界の動きに合わせたシステムアップデートが早く、正確な点です。特に2018年以降、サードパーティークッキーへの規制などの動きが強くなり、そこに追いついていない計測ツールが多い中、アドエビスは一番最適な手段を開発し、素早くアップデートしてくれています。
さらにユーザー属性などを取得して、1つ1つのコンバージョンの質を見ることができるというのもアドエビスの良いところです。
私たちが扱っている不動産商材は高額な商材であり、消費財などと比べると購入までの検討期間が非常に長いのが特徴。そんな中で「資料請求」というコンバージョンの数だけを重視してしまうと、資料請求した人が実際には「商材を買う人ではなかった」というミスマッチが起こってしまいます。
そのようなミスマッチを防ぎ、ちゃんと商材を購入する人からの資料請求を増やしていけるように、コンバージョンの質を見ることが大事であると考えています。
さらにアドエビスはサポートが手厚く、月に1度の定例会があり、何でも相談できる環境が整っているという安心感があります。
2018年以降、クッキーの規制をはじめとする様々な問題が出る中で、私たちもクライアントからたくさんの質問を受けるようになりました。定例会では、それらの質問へどうお答えすればよいかという相談や今の課題感などを共有していて、常に丁寧に対応していただけています。
ターゲットとのマッチ度に注目したアドエビスの活用事例
不動産業界のなかでも高単価な分譲マンションを中心に扱うクライアントの事例を共有します。
分譲マンションと言っても価格の安さを差別化ポイントとして訴求される企業様もいらっしゃいますが、こちらのクライアントは上質な空間のご提供など、質の部分で差別化を図っています。そのためある程度は金額感は高くなり、ご予算をある程度高くお持ちの方や、年齢層も40~60代がメインターゲットです。
Webプロモーションの強化からご支援を開始させていただき、しっかりWeb広告に予算を投下してコンバージョン(資料請求)の件数拡大を行うことが当初の目標でした。
ただWeb広告を運用していく中で、比較的に件数は取れるようになりましたが、年齢層やご予算感が合わないコンバージョンも増えている状況が続きました。
そこで私たちは、ターゲットとしている層とコンバージョンの中身とのマッチ度を可視化する分析に力を入れました。アドエビスで取得したエリアや年齢、ご予算感といったコンバージョン属性のデータを参考に、マッチ度の低い施策は予算をアロケーションしたり、クリエイティブを改善したりしました。マッチ度を高めていくことで、成約数を増加させることが出来ました。

他にもアドエビスの活用事例として、四半期に1度、広告ランク表というものを作成しています。CPAだけではなく成約単価まで見た時に、その広告の評価はどうなのかというのを表で作成し、クライアントにお出ししているという動きをしています。
この広告ランク表のおかげで、CPAが安くても実際には1件も成約が出ていない媒体などを見つけることができ、投資対効果の実態を把握することができています。
リアルタイムの投資対効果判断と、インプレッション評価の挑戦
今後の動きとして、大きく2つ考えていることがあります。
1つはアドエビス上のデータと受注率や受注金額といったデータを統合することで、WebのCPAではなく成約までを含めた全体の投資対効果を自動連携する取り組みを考えています。これが実現すると、リアルタイムで投資対効果を判断できるので、今まで以上にPDCAを早く回すことができます。
もう1つは、広告のインプレッション当たりの価値を正しく評価できるようにしたいと考えています。
不動産商材はその商品を利用するタイミングが人生に1回か2回しかありません。その数少ないチャンスの中で、広告を見ているユーザーが例えクリックしなかったとしても、どういうアクションに繋がっていったのかを追いかけて、インプレッションを評価できるような仕組みを確立したいです。現状、大きくはこの2つの取り組みをしたいと考えています。