ケル株式会社

アドエビス導入から3年。築き上げた「広告主・代理店・アドエビス」の理想の関係とは?

ケル株式会社様

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  • 製造(その他)
  • 広告代理店・コンサルティング
  • データ計測精度の改善
  • ROI(費用対効果)・ROAS改善
  • 予算改善
  • 認知施策・間接効果
  • 分析サポート(人的支援)
  • BtoB

ケル株式会社様について

ケル株式会社様は、コネクションテクノロジーの領域において開発・製造から営業まで一貫して行うBtoB企業。3年にわたってADエビス、LOGエビスをご愛好していただいた理由、さらにはエビスレポーティングサービスの効果について伺いました。また、今回は、ケル株式会社様の広告出稿をご担当されている株式会社中外様にも、広告代理店の視点でお話をいただいています。

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アドエビスに興味を持ったきっかけ

まず始めに、アドエビスの導入のきっかけはなんだったのでしょうか?

ケル 込田様(以下、込田様):

2011年当初、アクセス解析ツールで分析を行っていたのですが、経路分析等の入り組んだ分析をすることに限界が生じていたのが導入のきっかけです。
あともう1つ、広告の計測値がツールごとに違い、弊社の広告代理店である中外さんのレポートでは何件、アクセス解析ツールだと何件といったように差が生じてしまっていて、正しい数字が見えなくなっていた点も、導入を後押ししました。 中外さんと協力しながら、まず計測ツールを一本化することから始めましたね。

中外 原田様(以下、原田様):

弊社は元々、リスティング等の広告周りを担当させていただいております。アクセス解析ツールについては、計測している状況は共有頂いていたものの、弊社の担当領域外だったので活用していませんでした。重視していたのは流入側だったので、クリック率やクリック数等をメインにレポーティングさせていただいていました。
アドエビス導入前はコンバージョンより手前の指標を評価していましたが、計測ツールをあえて有料で導入いただくこの機会に、何を評価するかというのを見直す良いキッカケになったとも思っています。

込田様:

アドエビス導入時に改めてコンバージョンを意識しました。それまで、お問い合わせだけでは数字が少ないなぁ、と漠然と思っていただけでしたが、サイト内でのユーザーの他のアクションもコンバージョンとして見る等、色々と設計して、ようやくなぜWEBサイトを開いているのかという明確な目的意識を持つことができたと思っています。

ADエビス・LOGエビス・レポーティングサービスを3年間実施した効果

私は、3年間御社に携わらせていただいています。導入前と今ではサイトの作りが変わってきたと感じているのですが、特に大きく変わってきたというところはありますか。

込田様:

年1回のレポートによって、年間のまとめとしてサイトをチェックすることで、当初の目的であった経路であったり数字の動きであったりというところが、しっかり確認できるようになりました。
特に変わったところは「お客様目線」ですね。BtoBなので、見た目を派手にしよう、楽しいコンテンツを作ろう、ということではなくて、アクセスしてきた人がどれだけスムーズに情報を見ているか、いうことを求めるようになりました。今後も、この会社は何をやっているんだろうという点を強く訴求することで、お客様が離れないサイトにしたいと思っています。
そうした工夫を繰り返すことで内部構造もだいぶ変わりましたし、結果として見た目の部分も変わりました。そこはもう本当に、今回のアドエビス導入によって全体の流れが変わってきたと考えています。

広告を出稿する上では、いかがでしょうか。

原田様:

直帰率とか、アクセス解析機能を登録することで見えてくる指標を意識するようになっていますね。レポーティングサービスを利用した結果、何が良くて何が悪いかがはっきり解ったので、それによってサイト構造も変えて、さらに数字もよくなってきているなと感じています。

込田様:

経由媒体によって、ユーザーの動き方が全く違うということもわかりましたね。目的意識を持った人、受動的な人、それぞれ違いというものは見えていて、いかにどちらも取りこぼさないかというのは、考えるようになりましたね。

原田様:

BtoBの場合、コンバージョンに至るまでのプロセスが長いので、どれだけアシストしているのかというところも広告としては重要だと考えています。
弊社の場合、リスティングの予算配分を日々変えていて、コンバージョンの高いものは入札金額を高くするなどの細かいチューニングを行っています。他にも、アシストが多い広告については、コンバージョンが無くても残しておくという判断もしています。
さらに、直接効果があった広告は2点、アシストしている広告は1点という形でコンバージョンポイント表を作成し、総合評価をしています。それによって、全体予算は同じでも、入札金額の配分を変えて、必要ないところにお金を使わないようにしています。

昨年同様、今年も弊社でレポートを作成させていただきましたが、TOPページからの直帰率が改善する等、やはり1年前のものと比べると明らかに違った結果だったと思っています。

原田様:

大量のデータが一気に入ってくるわけではないのですが、傾向を見ていって、それを改善するというのは、やっぱり1年間はかかりますね。まあ、そこを確実に前に進められたのかなというのはこの3年間のいいところかなと思います。

込田様:

エビスレポーティングサービスがあるから、どのくらいの金額で出稿するか、どの金額までに抑えておくと効果がある程度高いか、ということが明確になってきていますね。

御社では、日本・アメリカ・ドイツの3つサイトを運営されていますが、分析することで違いは見えてきましたか。

込田様:

その国特有の違いはもちろんあります。例えば、資料ダウンロードは海外ではなかなかされない、とか。あとは、日本サイトとはサイトでの役割もだいぶ違うので、ユーザーの動き方に戸惑いがあるのでは?という仮説は抱いていましたが、より一層分析を進めることで国の中での動き方の明確な経路の違いが解りました。
今度、海外サイトのリニューアルを実施するのですが、今までの分析をもとに日本で効果の出ていたことを海外でやっていきたいですね。

アドエビスやレポーティングサービスは、御社のビジネスにとってどんな存在になっていますか。

左:ケル 込田様、右:中外 原田様
込田様:

サイト自体の「裏付け」になっているので、これ無しでサイトの更新はできないかな、と思っていますね。
それに、この間頂いたレポーティングサービスのコメントの中に「これ以上、最後の数字だけ見ていてもしようがない状況になってきている」ということも書いて頂き、弊社のマーケティングそのものをどうするべきかという目線でサービスを提供してくれるというのはありがたいと感じました。単純に数字を見てあれが良い、あれが悪いとかだけではなく、次のステップに進むための欠かせない存在だと思っています。

原田様:

弊社としても、リスティングに限らず他の施策を実施するにしても、試してみてどうだったということが分からないと、結局それを継続するのかどうかっていう判断ができません。そういう意味では代理店にとって他の提案がしやすい環境にはなっているのかなと思います。
リスティングは、ある程度安定してきたので、そこを無理にいじるというよりは新しい事にチャレンジできるという環境になってきているかと思います。

今後について

理想の関係性ですね。最後に、アドエビスやレポーティングサービスとかに求めるもの、期待したいことなどがございましたら、是非ご意見をください。

込田様:

今のところ数字を確実に把握するという点に関して何の問題もないです。レポートに関しても、過去の数字と比較しやすいような見易い構成になっていると感じています。

原田様:

オンライン媒体以外でも、テレビとか紙媒体とかも効果測定ができると聞いているんですが、そのあたりですかね。

そうですね。エビスレポーティングサービスで、オフラインを絡めた分析は是非御社にもお勧めしたいところです。

込田様:

製品情報をわかりやすく伝えるということもそうですし、弊社や製品の認知度をより高めるというところも含めて見てみたいですね。サイトに来ていただける方は、基本的には弊社や製品については、認知しているはずなので、それ以外の方に対して、どうやって知ってもらうかというところはマス広告も連動させていきたいなと思います。
バナー広告やっているからといって、すぐに弊社や製品の認知度が高まるかというと、難しい部分もありますからね。紙媒体もミックスさせて、結果としてどうすれば一番良いのかを考えたいところですね。

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営業業務部 営業業務グループ 込田 大輔 様

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