CPAを20%改善に成功!アドエビス×Logicad連携がもたらした新たな広告配信の形
司法書士法人 アヴァンス・リーガルサービス・グループ様
- 広告代理店・コンサルティング
- CPA改善
- CV改善
- 予算改善
- 認知施策・間接効果
- 業務効率化
- 外部ツールとの連携/紐づけ
- BtoB
司法書士法人 アヴァンス・リーガルサービス・グループ様について
司法書士法人アヴァンス・リーガルサービス・グループ(以下、ALSG)は、「アヴァンス法務事務所」のブランド名で、生活再建に向けて、債務整理・任意整理・過払い金返還・借金返済への対応を行っており、女性専用窓口の開設ほか、債務整理手続き完了後もお客様の窓口として返済の一括管理を行うという特徴を持つ司法書士法人です。
アドエビスの測定・解析機能に期待して導入
課題と感じていたことを教えてください。
ALSGの業態として、新しいお客様を獲得するためには、広告展開で認知度を高め、お問い合せ、契約率を上げていくことが必要になります。
現在、主に展開している広告はTVCMと、ネット系媒体に関してはGoogle Adwordsのリスティング広告になります。これぐらいのTVCMを放送すればこれぐらいリスティング広告で反応があり、これぐらい問い合わせが増えるだろうと、私の想定値といいますか、経験に裏打ちされた感覚値が、広告費の決定に大きなウエイトを占めていました。
しかし、TVCMを放送した月、リスティング広告の予算による変動、新しい媒体を投入した効果がどう出てくるのか、といったことを傾向値としてつかみ、それを見える化するため、何らかの測定・解析ツールが必要になりました。
アドエビス導入前に、広告効果を測定・解析するツールはお使いでしたか?
通常だと無料のGoogle アナリティクスなどを使ってみるのかもしれませんが、実はまったく使っていませんでした。
他ツールは、比較検討されましたか?
他のツールは検討しませんでした。実は前職の広告代理店時代からアドエビスを使用しており、使い慣れていたことが理由のひとつです。また、ECサイトの構築には御社のソリューションの一つである「EC-CUBE」を使用していたこともあり、御社に親しみを感じていましたね。
そして比較検討するとなると、検討から決裁までの時間が必要になります。その時間が惜しかったので、まずはアドエビスを導入して、実際に測定・解析を始めた方がいいと考えました。
アドエビスに期待していた機能は何でしょうか?
まずは広告の効果を知って、広告費の決定に活かしたいと考えました。先にもお話ししたように、ALSGの業務体系上、広告を打って認知を獲得していかないと、新たなお客様を毎月取り込んでいくことが難しいのです。その認知を獲得するための広告は今まではTVが主体でしたが、今後、広告予算を検討して行くと、TV広告を縮小せざるを得ない状況になることが予想されます。
そうなったとき、TVに変わる媒体として、認知を獲得していくネット系媒体にどういう効果があるのかを、アドエビスで知りたいと考えました。例えば、1CVを獲得するのに、ネット系媒体でAというバナーを見て、次にBのバナーを見て、Cというネット系媒体でCVしたという、一人のお客様を追ってCVに至るまでのユーザー導線が見える「アトリビューション分析」などに期待していました。
毎朝の大まかな確認作業で、各施策の効果性の把握・改善が可能に
導入後、アドエビスをどのように使われているか教えてください。
いつも見ている画面は「直接効果測定」ですね。毎朝出勤後に必ずこの画面を見て、前日のCVの数字を把握しています。詳細までをデータに落し込むやり方ではなく、ざっくりと、「どの訴求内容の」「どのサイズの」バナーでCVが取れているのかを確認します。前日の数字に異変を感じた時には、過去1週間、1カ月の直接効果測定を見ることもあります。
見るところは、「サイズ×訴求内容」で、どの訴求内容でCVが取れているのか、サイズはどうか、ネット系媒体との組み合せはどうかといったところまで、CVごとに確認しています。
「コンバージョン属性」では初回接触がわかりますので、最終的にGoogle Adwordsのリスティング広告でCVしていたとしても、一番はじめにどのバナーに接触したかというところを見ます。それを見ることで、最初に行っている認知系の広告がきちんとターゲットにあたっているか?がわかるからです。
クリエイティブは何種類用意しているんでしょうか。
ひとつの訴求内容で3サイズ用意しています。いまは訴求内容が3つありますので、計9バナー×媒体になります。実は広告名をアドエビスに登録する際、登録ルールを決めており、あとから見やすいように工夫しています。
広告名をクリックしてソートをかけると、自分の見たい順番で表示されるような名前のつけ方にしています。やはり、9クリエイティブ×媒体を毎日短時間で見ようとすると、こうした工夫は必要になりますね。
認知広告、刈り取り広告は明確に分けていますか?
はい。訴求内容に合せて、最初から認知向け、刈り取り向けと目的を分けて広告制作を行っています。ですから、認知系の広告で刈り取りができなくとも、それは想定内のことと捉えています。
広告の目的に合わせてアドエビスで見る指標も異なります。認知系であれば、「初回接触」を見ますし、刈り取り系であれば「直接効果」を見ています。
広告代理店時代と現在では、アドエビスの使い方に違いはありますか?
広告代理店時代は間接効果を見ていました。例えば、同じお客様でA代理店のバナーとB代理店のバナーがある場合、最終的なCVを自社で扱うバナーにするためにどうしたらいいか、のヒントを得るために、アドエビスの「間接効果測定」を見て研究していました。ですから、同じアドエビスアカウントのデータを見ていても、データを見る視点が異なっています。
WEBCV数最大化、獲得効率最大化のために、アドエビス×Logicad連携を利用
Logicad連携を導入されましたが、その理由をお教えください。
今後もよりCVRを増やして行くためのご相談をしているときに、Logicad連携を提案されました。
通常、広告の配信は媒体が持っているセグメント情報に基づいて行っています。それだけではなくて、ALSGが持っている情報を元に広告配信をしたらどうなるのかを見てみたいと、以前から考えていました。第三者配信などではできるのでしょうが、そこまで大掛りでなくできる方法はないかをご相談したところ、Logicad連携を提案され、取り組んでみることにしました。
Logicad連携の使い方を具体的にお教えください。
Logicad連携を使用し、Logicadの媒体のCV類似拡張とアドエビスで計測したCV類似拡張による広告配信を行っています。同じクリエイティブでもGDNではノンセグメントで配信しており、Logicad連携ではCV類似拡張で配信していますので、その効果の違いなどをアドエビスで確認しています。
アドエビス×Logicad連携で、成果だけでなく業務の効率化も実現
成果はいかがでしたか。
CTR、CVRともに月を追うごとに右肩上がりになっていますので、成果が出ていると判断しています。特に女性に対する訴求に関しては、GDNでのノンセグメント配信とLogicadを比較すると、Logicadに関しては女性のCVRがよかったですね。CTR、CVR で女性が伸びれば、全体の数字は伸びる傾向にありますから、LogicadのCV類似拡張配信はきちんと女性に当たっているのではないかと考えています。ALSGが持つメールによる問い合わせなどのデータもうまく活かせているのではないでしょうか。
ただ、CV以後、実際に契約に至ったかまでは追い切れていませんので、CVしたお客様の質については今後高めていく取り組みを進めたいと思います。Logicad連携導入以前とCPAを比較すると20%程度は予算の削減ができています。
アドエビスの効果についてお教えください。
当初の思惑通り、経験値ではなくきちんとした数値として、広告効果を知ることができました。さらに、広告費の決定に際しても、その裏付がありますので、より効果的な予算配分ができると思います。
また、数カ月前に広告代理店によるLPを止めて、自社クリエイティブのLPのみとし、CVページをひとつにしました。その中にいくつかのCVポイントを設け、電話ボタンをタップすることでCVとなるよう変更を行っています。
これはお客様が弊社に何を求めているのか?をアドエビス上で分かるようにするためでした。それ以前はお客様のお悩みをいくつかのカテゴリに分け、コールセンターにカテゴリごとに電話数を確認していたのですが、それを行わなくともお客様のご希望の傾向が分かるようになり、業務の効率化にもつながっています。
Logicad連携やアドエビスに対してご要望などありましたらお聞かせください。
アドエビス上でより多くのユーザーの「性別・年代・居住区域」などのデモグラフィック情報がわかるといいのではないかと思います。そういう情報がわかれば、コールセンターなど他部署に問い合せる必要がなくなりますから。
そして、Web上にはいろいろに広告媒体があると思いますが、幅広い媒体と連携していただければ、広告主側として分析をするにせよ、媒体への広告配信を検討するにせよ、より便利になると思います。今後も期待しています。
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