データ統合を行うことによってわかったお客様との正しい付き合い方 -サービス売上成長率:前年比約110%のキーはメンバー全員の認識の統一-
株式会社トモノカイ様
- 人材
- ROI(費用対効果)・ROAS改善
- 業務効率化
- BtoC
課題 |
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成果 |
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現在行っているプロモーション施策を教えてください。
KPIは応募完了を追っているが、採用から1カ月後に売上が発生する成果報酬型のビジネスモデルであるため、KGIについては「採用」と、その先の「在籍」までを追っている。
アドエビスを導入された当時、どのような課題を持たれていましたか?
大きく2つの課題がありました。
1つは組織で共通したデータがなかった点です。
複数のマーケティングツールを利用していて、ツールによって仕様が異なるため、メンバー間で同じ数字を追っているはずが、見ているデータが異なっていることがありました。
もう1つは、オンラインとオフラインの成果が紐づかなかった点です。
KPIの「応募完了」を追う文化が強く、「応募完了」以降の「採用」など、オフライン指標までを確認することが難しい状況でした。
統合されたデータをどのようにみられていますか?
例えばDailyサマリーでは、毎朝、チームメンバーで応募数の進捗確認として使用しています。応募数は、曜日によって変動があるため、現在の目標を曜日単位で設定し、前年の同月かつ同曜日にて比較したデータを可視化しています。
またメンバーが会社への貢献度に対しても意識が向くよう「期待採用数※」を置いています。前日に発生した応募から、どれぐらい採用される見込みがあるか、つまり、どれぐらい売り上げに寄与するかを可視化することで、会社への貢献度合いをいつでも確認できるようにしています。
※ 期待採用数:応募者の年齢、初めての応募なのか、複数回も応募しているユーザーなのかなど、応募者の属性によって採用率が大きく異なるため、獲得できた応募割合から「期待採用数」を算出している
その他にも、「応募者の属性(セグメント)×応募・採用状況」や、「掲載企業×セグメントの相関分析」を可視化しています。
アドエビス導入後、どのような変化がありましたか?
オンラインとオフラインのデータを統合したことで、問題を発見する工数が減り、組織で共通したデータを確認できるようになったので意思決定が速くなりました。
また施策のサービス全体への貢献度が分かったことで、よりROIの高い施策にリソース配分ができるようになり、メールマガジンやリターゲティング広告など、施策ベースでコントロールを行うようになりました。
この2つの変化により、売上成長率:前年比110%につなげることができ、強化したい特定の顧客層についても応募数が約140%に増加しています。
株式会社トモノカイ様が実際にどのような分析・活用をしたか?
PDF版資料でより具体的にご紹介しています。
株式会社トモノカイ
2000年設立、東大家庭教師事業と東大生の二人に一人が登録する教育人材メディアを展開。現在は子ども教育などの5つの事業を基盤に、教育の原点からの再設計を目指す。
講師求人部門 マーケティンググループ 内山 和博 様
2014年にトモノカイ入社。塾専門求人サイトの広告・SEO領域を中心としたWEBマーケティング全般を担当。